特許
J-GLOBAL ID:200903037562669392
曲がり歯傘歯車及びハイポイド歯車をフライス切削するための方法及びバー状切削刃並びにそのようなバー状切削刃の使用方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大島 陽一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-515280
公開番号(公開出願番号):特表2006-525877
出願日: 2004年05月12日
公開日(公表日): 2006年11月16日
要約:
曲がり歯傘歯車及びハイポイド歯車をフライス切削するための方法及びバー状切削刃(10)が提供される。バー状切削刃(10)のシャンク(12)の一端(14)が、少なくとも1つのすくい面(24)、少なくとも2つの逃げ面(17、19)及び頂面(21)の交差部分により画定される切削刃輪郭を有する。歯溝を形成するために、切削刃輪郭は、第1の歯元の面のための第1の切削エッジ(16)と、第1の歯元の面に対向する第2の歯元の面のための第2の切削エッジ(18)と、歯溝の底部のための頂面切削エッジ(20)とを有する。第1及び第2の切削エッジ(18)は、第1及び第2の歯元面を完全に切削する主切削エッジとして構成される。頂面切削エッジ(20)は、歯溝の底部を完全に切削する。従って、同一かつ単一のバー状切削刃を用いて(10)、1回のフライス切削パスにより、歯溝を最終的幾何学形状に切削加工することができる。バー状切削刃(10)が、内側切削刃及び外側切削刃の両者として機能することから、同一の切削ヘッドを用いても、歯溝の切削に関与する切削エッジの数を倍増することができる。
請求項(抜粋):
研がれた輪郭形状を有する或いは研がれた輪郭形状を有しかつ総形研磨されたバー状切削刃を用いて、曲がり歯傘歯車及びハイポイド歯車をフライス切削するための方法であって、
前記バー状切削刃が、シャンク及びその一端に設けられた輪郭切削エッジを有し、前記輪郭切削エッジが、各歯溝に於いて、第1の歯元の面(flank)、少なくとも前記歯溝の底部の一部及び前記第1の歯元の面に対向する第2の歯元の面の少なくとも一部を切削するべく適合され、
当該方法が、傘歯車のフライス切削加工に於いて、少なくとも1つの前記バー状切削刃を用いて、前記歯溝を、1回の完全フライス切削パスにより、完全な最終的幾何学形状に切削加工するようにしたことを特徴とする方法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
出願人引用 (6件)
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ドイツ国特許第694 05 978号(T2)
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米国特許第1,667,299号(1928年)
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米国特許第2,024,494号(1935年)
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ドイツ国特許第196 24 685号(C1)
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EP特許第0 203 085号(B1)
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米国特許第4,575,285号
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審査官引用 (4件)