特許
J-GLOBAL ID:200903037565814849

パーキングブレーキ操作装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-183200
公開番号(公開出願番号):特開平10-024814
出願日: 1996年07月12日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 操作ペダルの戻り回動を阻止するポールが所定寸法だけ移動させられることにより、ポール付勢機構の付勢方向が反転させられ、操作ペダルが再度足踏みされることによりポールとラチェットとの噛合いを解除して操作ペダルの戻り回動を許容する形式のパーキングブレーキ操作装置において、ポールの移動に伴う操作ペダルの戻り回動量を小さくする。【解決手段】 ポール30とターンオーバスプリング38との間に回動レバー36を設けてポール30の移動(b→c間の移動)を回動レバー36のレバー比で拡大し、第2係合部36bと共にターンオーバスプリング38の一端部を大きく変位させてターンオーバさせるようにした。これにより、ターンオーバ性能を損なうことなくポール30の移動量を小さくでき、それに伴って操作ペダル16の戻り回動量が小さくなる。
請求項(抜粋):
車体に固設されるブラケットと、該ブラケットに第1中心線まわりの回動可能に配設され、原位置とブレーキ位置との間を往復移動させられるとともに、該ブレーキ位置へ移動させられることによりブレーキケーブルを引っ張ってパーキングブレーキを作動させる操作部材と、前記ブラケットおよび前記操作部材の何れか一方に、前記第1中心線を中心とする円弧状に一体的に設けられたラチェットと、前記ブラケットおよび前記操作部材の他方に第2中心線まわりの回動可能に配設され、前記ラチェットと噛み合わされることにより前記操作部材が前記原位置側へ戻り回動することを阻止するとともに、該噛合い状態において前記第1中心線まわりに所定寸法だけ配設部材に対して相対移動することが可能なポールと、該ポールと該ポールの配設部材との間に設けられ、前記操作部材が前記原位置からブレーキ位置へ回動操作される際には、前記ポールを前記ラチェットと噛み合う噛合い方向へ付勢する一方、該ブレーキ位置で前記ブレーキケーブルの張力に基づいて該ポールとその配設部材とが前記第1中心線まわりに相対移動させられることにより、該ポールを前記ラチェットとの噛合いが解除される噛合い解除方向へ付勢するポール付勢機構とを備え、前記操作部材の操作だけでパーキングブレーキの作動および解除を行うことができるパーキングブレーキ操作装置において、前記ポール付勢機構は、前記ポールの配設部材に前記第2中心線と略平行な第3中心線まわりの回動可能に配設されるとともに第1係合部において該ポールと係合させられ、該ポールと該配設部材との間の前記第1中心線まわりの相対移動に伴って該第3中心線まわりに回動させられる回動レバーと、該回動レバーのうち前記第3中心線からの離間寸法が前記第1係合部よりも大きい第2係合部と、前記ポールの配設部材との間に設けられ、該回動レバーを該第3中心線まわりに付勢するとともに、前記ポールと前記配設部材との間の前記第1中心線まわりの相対移動に伴って該回動レバーが該第3中心線まわりに回動させられることにより付勢方向が反転させられるターンオーバスプリングとを有するものであることを特徴とするパーキングブレーキ操作装置。
IPC (2件):
B60T 7/06 ,  G05G 5/24
FI (2件):
B60T 7/06 C ,  G05G 5/24
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭64-018755
  • 特開昭57-209449
  • 特開昭64-018755
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