特許
J-GLOBAL ID:200903037572415216
超音波ドプラ診断装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
波多野 久
, 関口 俊三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-000792
公開番号(公開出願番号):特開2008-149153
出願日: 2008年01月07日
公開日(公表日): 2008年07月03日
要約:
【課題】クラッタ成分に比して血流成分の信号値の影響が無視できなくなる状況であっても、実質臓器の動き量に関わらず、クラッタ成分を十分に且つ確実に除去し、速度が非常に低い血流も同時に検出する。【解決手段】超音波ドプラ診断装置は、前処理手段45jによって時系列的に変動の大きい信号成分を事前に除去したドプラ信号を用いてクラッタ成分の除去に関する情報を決める決定手段を有し、その情報に基づき前記ドプラ信号から前記クラッタ成分を除去して得られたドプラ信号を用いて被検体の断面の血流情報を抽出し、前記決定手段は前記前処理手段により処理されたドプラ信号に含まれるクラッタ成分の瞬時的な位相変化量を推定する位相推定手段を備え、クラッタ成分除去手段45c〜d,45g,45iは位相推定手段45a〜bにより推定された位相変化量に基づきドプラ信号の各ドプラデータの位相を補正する位相補正手段45cを備えるものである。【選択図】図14
請求項(抜粋):
被検体内の断面に沿って超音波信号を各走査線方向に複数回ずつ送信するとともに当該被検体から反射されてくる超音波エコー信号を受信する送受信手段と、
前記超音波エコー信号に基づき前記各走査線方向それぞれの同一の空間位置から反射されてきた複数の時系列のドプラデータから成るドプラ信号をその空間位置毎に得るドプラ信号抽出手段と、
前記ドプラ信号から時系列的に変動の大きい信号成分を事前に除去する前処理手段と、
この前処理手段によって信号成分が除去された前記ドプラ信号を用いて前記臓器が前記超音波信号を反射したことに伴うクラッタ成分の除去に関する情報を決める決定手段と、
前記情報に基づき前記ドプラ信号から前記クラッタ成分を除去するクラッタ成分除去手段と、このクラッタ成分除去手段の除去によって得られた前記ドプラ信号を用いて前記断面の血流情報を抽出する血流情報抽出手段と、を有し、
前記決定手段は前記前処理手段により処理された前記ドプラ信号に含まれる前記クラッタ成分の瞬時的な位相変化量を推定する位相推定手段を備え、
前記クラッタ成分除去手段は前記位相推定手段により推定された位相変化量に基づき前記ドプラ信号の各ドプラデータの位相を補正する位相補正手段を備えることを特徴とする超音波ドプラ診断装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (14件):
4C601BB02
, 4C601DD03
, 4C601DD15
, 4C601DE03
, 4C601DE04
, 4C601DE06
, 4C601EE04
, 4C601EE22
, 4C601JB12
, 4C601JB30
, 4C601JB31
, 4C601JB45
, 4C601JB53
, 4C601KK19
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
厚紙製緩衝材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-026085
出願人:レンゴー株式会社
審査官引用 (2件)
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