特許
J-GLOBAL ID:200903037572927721
アンチスキッド制御機能を備えたブレーキ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-359333
公開番号(公開出願番号):特開平5-178191
出願日: 1991年12月28日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 ブレーキ操作状態とは無関係に大きな制動エネルギを供給するエネルギ源を備えたアンチスキッド制御装置において、ブレーキ操作が低減されたときアンチスキッド制御が終了されるようにする。【構成】 アキュムレータの液圧が電磁液圧制御弁により制御されてブレーキシリンダに出力され、車輪の回転が抑制される。通常制動時にはブレーキペダルの踏力FB に基づいて決定される目標液圧PB が出力液圧PO とされる(S12)。アンチスキッド制御開始条件が満たされれば、車輪速度偏差eに基づいてアンチスキッド制御時の目標液圧PA が決定され(S14)、出力液圧PO とされる(S17)。目標液圧PA が目標液圧PB を上回れば目標液圧PB が出力液圧PO とされてアンチスキッド制御が終了され(S19,S20)、運転者の意図に従って制動が行われる状態となる。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材と、車輪の回転を抑制するブレーキと、前記ブレーキ操作部材の操作ストローク,操作力等操作状態量とは無関係なエネルギを供給するエネルギ源と、そのエネルギ源のエネルギを調整して前記ブレーキに供給する調整装置と、前記車輪のスリップが適正範囲を超えた場合に車輪のスリップを適正範囲に保つように前記調整装置を制御するアンチスキッド制御手段とを含むアンチスキッド制御機能を備えたブレーキ装置において、前記ブレーキ操作部材の操作状態量を検出する操作状態量検出手段と、制動効果,制動力,ブレーキシリンダ液圧等の実制動状態量を取得する実制動状態量取得手段と、を設けるとともに、前記アンチスキッド制御手段に、アンチスキッド制御時の実制動状態量が前記ブレーキ操作部材の操作状態量に対応して決まる目標制動状態量を上回ったときにアンチスキッド制御を終了するアンチスキッド制御終了手段を設けたことを特徴とするブレーキ装置。
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