特許
J-GLOBAL ID:200903037576221483

等化後選択合成ダイバーシチ受信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-023441
公開番号(公開出願番号):特開平6-216816
出願日: 1993年01月20日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 周波数選択性フェージングに対する良好な追従特性と等化精度特性、並びにレイリーフェージングに対するダイバーシチ効果を兼ね備えた等化器併用型ダイバーシチ受信方式を提供する。【構成】 等化後選択合成ダイバーシチ受信方式において、複数シンボルに亘る平均等化誤差が最小となるブランチの等化器出力判定値を選択、合成すると共に、その選択判定値を用いて全ての判定帰還型等化器の等化誤差を再計算し、全ての判定帰還型等化器のタップ利得係数の更新を再計算した等化誤差を用いて行なうことにより、等化誤差の積算による同期はずれや、選択合成ダイバーシチを適用することにより生じるランダム選択誤りの問題を解決するように構成されている。
請求項(抜粋):
周波数選択性フェージングにより生じる符号間干渉を等化する判定帰還型等化器を複数のアンテナから構成されるアンテナダイバーシチ受信機の各ブランチに対して独立に設置し、等化誤差の平均値が最小となるアンテナブランチの等化器出力判定値を選択,合成する等化後選択合成ダイバーシチ受信方式において、複数シンボルに亘る平均等化誤差が最小となるブランチの等化器出力判定値を選択,合成すると共に、該選択判定値を用いて全ての判定帰還型等化器の等化誤差を再計算し、全ての該判定帰還型等化器のタップ利得係数の更新を該再計算した等化誤差を用いて行なうことにより、全てのブランチアンテナに設置されている判定帰還型等化器の等化精度と伝搬路への追従精度を向上させることを特徴とする等化後選択合成ダイバーシチ受信方式。
IPC (2件):
H04B 7/08 ,  H04B 7/005

前のページに戻る