特許
J-GLOBAL ID:200903037576761054

配管用継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-123869
公開番号(公開出願番号):特開平8-312864
出願日: 1995年05月23日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 継手本体の入口部分に大きな空間を必要とすることなく、かつ継手本体に設けた貫通窓から泥、ほこりなどの侵入を防止する。【構成】 オーリング30及び保持部材40を組み込んだ継手本体20の外周上に、管取り外し部材50が組み付けられている。管取り外し部材50は環状部51、係止部52及び脚部53からなり、係止部52の内側面に設けた突起52aを貫通窓24に嵌合することにより継手本体20に係止される。この係止状態では、環状部51が継手本体20の入口側端面に当接し、係止部52が貫通窓24を覆い、脚部53が保持部材40の各爪部42の間に侵入している。保持部材40を軸線回りに回動させて、脚部53を爪部42の下に侵入させて、管10を引き抜くことにより管10を継手本体20から取り外すことができる。
請求項(抜粋):
円筒状に形成された継手本体であって、円筒状の管を挿入する入口近傍側部分の内径を管の外径より大きくするとともに、段差を境にして奥側部分の内径を管の外径にほぼ等しくし、同入口近傍側部分の中間部にて周方向に沿って複数の貫通窓を有する継手本体と、前記継手本体の入口近傍側部分であって貫通窓より奥に位置する内周面上に組み付けられ、管を前記継手本体内に入口から挿入した状態にて同入口近傍側部分の内周面上と管の外周面上との間をシールする環状のシール部材と、前記継手本体の入口近傍側部分の内径にほぼ等しい外径を有するとともに管の外径にほぼ等しい内径を有する環状部と、同環状部から軸線方向に延設されて中間部外側面を径方向外側に突出させるとともに中間部内側面を切り欠いてなる前記貫通窓に等しい数の爪部とからなる構造に可撓性材料で成形した保持部材であって、前記継手本体の入口近傍側部分に前記環状部を奥にして組み込まれて前記爪部の中間部外側面の突出させた部分を前記貫通窓の位置にて同継手本体に係合させてなり、同環状部の先端面にて前記シール部材を同継手本体内に保持するとともに、同中間部内側面の切り欠いた部分にて管の外周上に設けた環状突起に係合して管を同継手本体内に保持する保持部材とを備えた配管用継手において、管を通過させる環状部と、同環状部から軸線方向の一方に延出されて前記継手本体の外周上に係止される前記貫通窓に等しい数の係止部と、前記環状部から前記係止部と同一の軸線方向に延出される前記保持部材の爪部に等しい数の脚部とからなる構造に可撓性材料で成形した管取り外し部材であって、前記管取り外し部材の係止部を前記継手本体の外周上に係止させた状態で、前記管取り外し部材の環状部が前記継手本体の入口側端面に当接し、同管取り外し部材の係止部が前記貫通窓を覆い、同管取り外し部材の脚部が前記保持部材の各爪部の間に侵入するようにしてなる管取り外し部材を設け、前記管取り外し部材を前記継手本体に係止させた状態にて、管の先端部を同管取り外し部材の環状部内を通過させて前記継手本体内に入口から押し込むことにより、前記保持部材の爪部の内側に管の環状突起を侵入させて同環状突起に同爪部を係合させ、前記爪部の環状突起に対する係合状態にて、前記管取り外し部材を軸線回りに回動することにより、脚部を同保持部材の爪部先端部と管との間に侵入させて同保持部材の爪部と管の環状突起との係合を解除するようにしたこと特徴とする配管用継手。

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