特許
J-GLOBAL ID:200903037577154259

ハロゲン化エステルを調製する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小林 浩 ,  片山 英二 ,  小林 純子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-583365
公開番号(公開出願番号):特表2004-526780
出願日: 2002年04月05日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
本発明は、所望のハロゲン化エステルを調製する方法であって、(a)(A)(i)式M-O-Z(式中、Mはアルカリ金属またはアルカリ土類金属であり、Zは、炭素原子数1〜10の直鎖、分岐または環式のアルキル基である)のアルカノレートと(ii)ジエステルとの、実質的に有機溶媒を含まない液体混合物を(B)ハロゲン化エチレン系不飽和オレフィンと、40°C以下の温度で、前記ハロゲン化エチレン系不飽和オレフィン対前記アルカノレートのモル比が1.1以下で、接触させる工程と、(b)こうして得られた反応混合物を酸と接触させ、これによって所望のハロゲン化エステルを含む混合物を得る工程と、(c)前記反応混合物から前記ハロゲン化エステルを回収する工程とを含む方法を提供する。前記方法の工程(a)において、工程(b)後に得られる前記ハロゲン化エステル対副生物としてのハロゲン化ケトンの重量比が少なくとも10:1となるように十分な攪拌の条件下で前記アルカノレートとジエステルとの混合物を前記ハロゲン化エチレン系不飽和オレフィンと接触させる。
請求項(抜粋):
(a)(A)(i)式M-O-Z(式中、Mはアルカリ金属またはアルカリ土類金属であり、Zは、炭素原子数1〜10の直鎖、分岐または環式のアルキル基である)のアルカノレートと(ii)ジエステルとの、実質的に有機溶媒を含まない液体混合物を(B)ハロゲン化エチレン系不飽和オレフィンと、40°C以下の温度で、前記ハロゲン化エチレン系不飽和オレフィン対前記アルカノレートのモル比が1.1以下で、接触させる工程; (b)こうして得られた反応混合物を酸と接触させ、これによって所望のハロゲン化エステルを含む混合物を得る工程; (c)前記反応混合物から前記ハロゲン化エステルを回収する工程 を含む所望のハロゲン化エステルを調製する方法であって、 工程(a)において、工程(b)後に得られるハロゲン化エステル対副生物としてのハロゲン化ケトンの重量比が少なくとも10:1となるように十分な攪拌の条件下で前記アルカノレートとジエステルとの混合物を前記ハロゲン化エチレン系不飽和オレフィンと接触させる方法。
IPC (2件):
C07C67/347 ,  C07C69/708
FI (2件):
C07C67/347 ,  C07C69/708 A
Fターム (14件):
4H006AA02 ,  4H006AC30 ,  4H006AC43 ,  4H006AC44 ,  4H006AC48 ,  4H006BA02 ,  4H006BA32 ,  4H006BM10 ,  4H006BM71 ,  4H006BP10 ,  4H039CA51 ,  4H039CA61 ,  4H039CA66 ,  4H039CF10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-156631

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