特許

J-GLOBAL ID：200903037587221990

インライン展開最適化方法

発明者： 安崎 篤郎 ,  高橋 清
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所 ,  日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社
代理人 (1件)： 鈴木 誠
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-239147
公開番号（公開出願番号）：特開平6-089187
出願日： 1992年09月08日
公開日（公表日）： 1994年03月29日
要約：

【要約】【目的】 関数のインライン展開の際のパラメタやリタン値に対する一時変数生成と複写命令を削減し、実行性能を向上させる。【構成】 コ-ルグラフ作成部106で呼び出し元の形式と呼び出し先のパラメタの使用状況の情報を収集しコ-ルグラフ107に格納する。呼び出し元に呼び出す関数の本体のコ-ドを複写するインライン展開部109では、この情報を参照し、不要と判断したパラメタやリタン値に対する一時変数生成と複写を行なわない。

請求項（抜粋）：

関数のインライン展開を行なうコンパイラにおいて、インライン展開される関数に関し予め解析を行なうことにより、そのパラメタ及びリタン値の値渡しのための一時変数生成及び複写命令の要否を判断するための情報を収集し、この情報に基づき、関数のインライン展開時にパラメタ及びリタン値の値渡しのための一時変数生成及び複写命令の削減を行なうことを特徴とするインライン展開最適化方法。