特許
J-GLOBAL ID:200903037610214386
映像信号処理回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉浦 正知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-093182
公開番号(公開出願番号):特開平11-289505
出願日: 1998年04月06日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 A/D変換前のアナログビデオ信号のレベルをA/D変換に適切なレベルに制御する自動利得制御を行う場合に、迅速な利得制御を行うことができ、ビデオ信号のフィールド単位またはフレーム単位でスムーズな利得制御を行うことができ、さらに、回路規模の削減を図ることができる映像信号処理装置を提供する。【解決手段】 A/D変換器5からのディジタルビデオ信号のピーク値の検出に用いるピークAGCレベル検出回路8を、量子化レベルの最大レベルのデータを検出したときは、最大レベルより大きい値をピークレベル検出データとして出力するように構成する。ゲイン決定部では、レベル検出部からの検出データを対数変換回路12で対数変換した後、ゲイン決定の演算を行うようにする。A/D変換器5と出力端子7との間にディジタルゲイン調節手段としての乗算器6を設け、ゲインコントロールアンプ2のゲインを1ライン毎に制御する場合は、乗算器6のゲインを、1フレームの間、ゲインコントロールアンプ2とのトータルのゲインが変化しないように制御する。
請求項(抜粋):
入力されたアナログビデオ信号をディジタルビデオ信号に変換して出力し、A/D変換前のアナログビデオ信号のレベルをA/D変換に適切なレベルに制御する自動利得制御機能を有する映像信号処理回路において、入力端子にアナログビデオ信号が供給され、上記アナログビデオ信号のレベルを調節して出力するアナログゲイン調節手段と、上記アナログゲイン調節手段から出力されるアナログビデオ信号をディジタルビデオ信号に変換するA/D変換手段と、上記A/D変換手段からのディジタルビデオ信号を外部に導出するための出力端子と、上記A/D変換手段からのディジタルビデオ信号のレベルに対応するレベル検出データを出力するレベル検出手段と、上記レベル検出手段からのレベル検出データと所定の基準データとに基づいて上記アナログゲイン調節手段のゲインを決定する演算を行い、上記演算の結果に基づいて上記アナログゲイン調節手段の制御端子にゲイン制御信号を供給するゲイン決定手段とを有し、上記レベル検出手段は、上記A/D変換手段からのディジタルビデオ信号のピークレベルを検出する場合、量子化レベルの最大レベルのデータを検出したときは、上記最大レベルより大きい値を上記レベル検出データとして出力することを特徴とする映像信号処理回路。
IPC (2件):
FI (2件):
前のページに戻る