特許
J-GLOBAL ID:200903037620795190

音源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-287967
公開番号(公開出願番号):特開平5-127677
出願日: 1991年11月01日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】この発明は、自然楽器の楽音の再現性が良く、且つ、波形の加工が容易な音源装置を提供し、この音源で任意の中間音色が形成できるようにするためになされた。【構成】波形データの各スペクトルの周波数データ,強度データを分析パラメータとして記憶しておき、この分析パラメータを合成して楽音波形を再形成する。波形データとしてはサンプリングされたものを用いることができ、また、分析パラメータは極めて加工性がよい。さらに、ゆらぎなどで移動するスペクトルを同一のチャンネル(BPF)で追跡するようにしたことにより、他の分析パラメータと合成する場合でも滑らかな補間が可能になる。
請求項(抜粋):
楽音帯域を分割してカバーする複数のバンドパスフィルタを有し、このバンドパスフィルタに楽音波形データを入力してバンドパスフィルタごとにろ過スペクトルの周波数データ,強度データを検出する分析手段と、前記分析手段が分析したバンドパスフィルタごとの周波数データおよび強度データを分析パラメータとして記憶する記憶手段と、前記記憶手段から分析パラメータを読み出して楽音波形データを合成する合成手段と、を備え、前記分析手段は、1個のスペクトルが複数のバンドパスフィルタによって検出されたとき、何れか1個のバンドパスフィルタの強度データに全てのバンドパスフィルタが検出した強度データを集約する手段と、1個のスペクトルが楽音波形データの進行に伴って複数のろ過帯域を移動するとき、これを1個のバンドパスフィルタで追跡する手段と、を備えたことを特徴とする音源装置。

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