特許
J-GLOBAL ID:200903037622655221

内燃機関のノッキング検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-234098
公開番号(公開出願番号):特開平10-077941
出願日: 1996年09月04日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 スパイクノイズもしくは低負荷域において火炎の乱れに起因するノイズが発生した場合にも誤ってノッキング発生と検出することを防止することのできる内燃機関のノッキング検出装置を提供する。【解決手段】 イオン電流検出部17で検出されたイオン電流から、バンドパスフィルタ32を通過するノッキング周波数成分と低負荷時ノイズバンドパスフィルタ321を通過するノッキング周波数より低い周波数成分を抽出し、低い周波数成分のレベルが所定値以上であるときは低負荷時の燃焼不安定に起因するノイズあるいは点火栓16のコロナ放電等に起因するスパイクノイズが発生しているものとして、ノッキングが発生しているか否かの判定を禁止する。この構成により、ノッキングが発生しているとする誤判定を防止することが可能となる。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃焼室内に設置される一対の電極に電圧を印加し、燃焼室内の混合気が燃焼する際に発生するイオンを介してこの一対の電極間を流れるイオン電流を検出するイオン電流検出手段と、前記イオン電流検出手段の出力信号からノッキングの発生を表すノッキング周波数成分を抽出するノッキング周波数成分抽出手段と、前記ノッキング周波数成分抽出手段によって抽出されたノッキング周波数成分に基づいてノッキングが発生しているか否かを判定するノッキング発生判定手段と、前記イオン電流検出手段の出力信号から低負荷時の燃焼不安定に起因するノイズの発生を表す低負荷時ノイズ周波数成分を抽出する低負荷時ノイズ周波数成分抽出手段と、前記低負荷時ノイズ周波数成分抽出手段によって抽出された低負荷時ノイズ周波数成分のレベルが予め定められたしきい値レベルよりも大であるときには前記ノッキング発生判定手段によるノッキングが発生しているか否かの判定を禁止するノッキング発生判定禁止手段と、を具備する内燃機関のノッキング検出装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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