特許
J-GLOBAL ID:200903037633687443

フローサイトメトリーのための高粘度シース試薬

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 秀策 ,  安村 高明 ,  森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-548919
公開番号(公開出願番号):特表2004-500562
出願日: 2000年12月29日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
大型の粒子または小型の多細胞生物体の分析のためのフローサイトメーターは、フローチャンバの大きな直径のため、非安定なフローを経験し得る。水の粘度よりも高い粘度を与えるため粘度増加剤の添加を伴うシース流体またはシースおよびサンプルの使用は、プレ分析部分におけるフローが完全に層流に発達され、そして分析部分におけるフローが層流であることを確実にする。このことは、速度の増加速度で大型の粒子の正確な分析および選別、または小さい粒子の分析および選別を可能にする。水溶性ポリマーが好まれる。これは、浸透圧効果がほとんどなく流体粘度を増加するためである。1,300,000の平均分子量を有するポリビニルピロリドンの0.9%重量溶液は欲に有効である。流体の表面張力において最小の増加しか引き起こさない粘度増加剤の使用もまた、好ましい。
請求項(抜粋):
以下の工程を包含する方法であって、以下: フローチャンバを有するフローサイトメーターにおいて使用されるための流体を提供する工程; 流速を選択する工程であって、該流体が該選択された流速で該フローチャンバを通って流される場合、安定な層流が該フローチャンバ内で生じない、工程; 粘度増加剤を選択する工程;および、 該流体に十分な量の該粘度増加剤を添加し、それで、該粘度増加剤が添加された後に、該流体が該選択された流速で該フローチャンバを通って流される場合、安定な層流が該フローチャンバ内で生じる、工程、 を包含する、方法。
IPC (1件):
G01N15/14
FI (4件):
G01N15/14 A ,  G01N15/14 B ,  G01N15/14 C ,  G01N15/14 P

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