特許

J-GLOBAL ID：200903037636712333

電池および電池用金属ケースの製造法

発明者： 大尾 文夫 ,  水谷 精一
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 小鍜治 明 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-276390
公開番号（公開出願番号）：特開平8-138634
出願日： 1994年11月10日
公開日（公表日）： 1996年05月31日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、通常より高い硬度を持つ断面形状が長円形の電池用金属ケースの製造法ならびに電池に関するものであり、良好な電池性能、特に体積効率をもつ電池および電池用金属ケースの製造法を提供することを目的とするものである。【構成】 断面形状が長円形の有底金属ケースであるケース1はビッカース硬度が110で厚みが0.5mmの鉄材にニッケルメッキを施したもので、プレスによって絞り加工後、KCN,NaCN等を含む液体浸炭剤を加熱溶融した浴中に浸積し、浴から取り出した後、冷却乾燥し、ニッケルメッキを施したものである。このケース1のビッカース硬度は300としている。

請求項（抜粋）：

断面形状が長円形の有底金属ケースの開口部を封口板を用いてかしめ封口された電池であって、前記電池の封口部近傍に全周に渡って電池の外側から内側に向けて溝部が設けられ、前記電池に用いられたケースのビッカース硬度が150〜450であり、前記電池の封口部の形状が、前記ケースの板厚の3倍以上7倍以下の曲率半径を有することを特徴とする電池。

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 長円形密閉電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-242927   出願人：松下電器産業株式会社
• 特開平1-154453