特許
J-GLOBAL ID:200903037638659219

車両のアブソーバ減衰力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-343616
公開番号(公開出願番号):特開平5-169950
出願日: 1991年12月25日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 減衰係数を最適に制御することができる車両のアブソーバ減衰力制御装置を提供することにある。【構成】 ECU17には、バネ上の絶対速度Xとバネ上・バネ下間の相対速度Yとを要素とし、バネ上の絶対速度X及びバネ上・バネ下間の相対速度Yの符号が異なるときには低減衰力(ソフト側)を与え、符号が一致するときには高減衰力(ハード側)を与え、かつ、この高減衰力の与え方として、バネ上・バネ下間の相対速度Yの絶対値が大きいほど高い減衰力を与えるデータが記憶されている。そして、ECU17は、このデータを用いて、バネ上の絶対速度Xとバネ上・バネ下間の相対速度Yとから、その向きと大きさにより与えるべき減衰力を求めてアクチュエータ5〜8を制御してショックアブソーバ1〜4の減衰力を調整する。
請求項(抜粋):
車体と車輪との間に設置されたショックアブソーバの減衰力を変化させるアクチュエータと、バネ上の絶対速度を検出するバネ上速度検出手段と、バネ上・バネ下間の相対速度を検出するバネ上・バネ下間相対速度検出手段と、バネ上の絶対速度とバネ上・バネ下間の相対速度とを要素とし、バネ上の絶対速度及びバネ上・バネ下間の相対速度の符号が異なるときには低減衰力を与え、符号が一致するときには高減衰力を与え、かつ、この高減衰力の与え方として、バネ上・バネ下間の相対速度の絶対値が大きいほど高い減衰力を与えるデータを記憶した減衰力データ記憶手段と、前記減衰力データ記憶手段のデータを用いて、前記バネ上速度検出手段によるバネ上の絶対速度と前記バネ上・バネ下間相対速度検出手段によるバネ上・バネ下間の相対速度とから、その向きと大きさにより与えるべき減衰力を求めて前記アクチュエータを制御して前記ショックアブソーバの減衰力を調整する減衰力制御手段とを備えたことを特徴とする車両のアブソーバ減衰力制御装置。

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