特許
J-GLOBAL ID:200903037639444046

電解水生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-288960
公開番号(公開出願番号):特開平8-126885
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 逆洗中は電解質の添加を停止すると共に、電解槽の前に有機酸からなる薬剤を収納する薬液添加槽を設けて、原水に上記薬剤を添加することにより、陰極室上部近傍および陰極吐出管のカルシウムの析出物を除去する。【構成】 バルブ19を開放すると原水の一部は給水管17を介して添加筒16に流れ、添加筒に薬剤が収納されているときは薬剤を溶解して流出管18から陰極室に供給される。逆洗のため、陰極室には陽極水が、陽極室には陰極水が生成される。バルブ8が閉鎖された状態での逆洗では各々の生成水は陰極室または陽極室に滞留し、陰極室では室内の体積物の溶解がなされる。また、バルブ8が開放された状態での逆洗では各々の生成水は陰極室または陽極室から吐出し洗浄を行う。この際、陰極室に添加された薬剤は正常運転中にできた陰極室上部近傍の電解電流密度の小さい領域や陰極吐出配管のカルシウムの析出物を溶解することができる。
請求項(抜粋):
電解槽の原水供給側に電解質を供給する手段を設けると共に、イオン透過性隔膜で分割され、陰電極を挿入した陰極室と陽電極を挿入した陽極室との陰陽電極間に直流電圧を印加し、連続して電解槽に流入した原水を電解する電解水生成装置にあって、上記手段と電解槽の陰極室側の間に原水供給管から分岐した流路を設け、該流路に薬剤供給手段を設けて、少なくとも電解槽を逆洗するさい、電解質の供給を停止すると共に、該薬剤供給手段より有機酸を陰極室に供給し、原水に電解質を添加せずに薬剤を含む状態で逆洗を行うことを特徴とする電解水生成装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-149289
  • 特開昭60-019088

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