特許
J-GLOBAL ID:200903037640671528

オーディオ帯域拡張装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-204476
公開番号(公開出願番号):特開2003-015695
出願日: 2001年07月05日
公開日(公表日): 2003年01月17日
要約:
【要約】【課題】 サンプリング定理で高域再生上限が決定されているディジタルオーディオ信号に対して、再生帯域を拡大して再生音質の向上を図ること。【解決手段】 ディジタルのオーディオ信号をオーバーサンプリング型LPF102に与え、オーバーサンプリングと帯域制限を施す。また、バンドパスフィルタ103、整流回路104、ハイパスフィルタ105を用いて入力信号の持つ帯域以上の高調波を発生させる。レベル制御回路107はスペクトル解析回路106で検出された入力信号の高域成分のスペクトル強度に基づいてレベル制御を行い、加算回路108で入力信号に加算する。次に、オーバーサンプリング手段109は更に高いサンプリング周波数でオーバーサンプリングを行い、LPF110を通して帯域を拡大したオーディオ信号を出力する。
請求項(抜粋):
周波数fs0でサンプリングされたオーディオ信号を入力し、周波数fs1(fs1>fs0)でオーバーサンプリングを行い、fs0/n(nは整数)以下の帯域Aの成分のみを通過させる第1のオーバーサンプリング手段と、前記第1のオーバーサンプリング手段の出力信号を入力し、帯域Aのオーディオ信号を所定の時間T毎に区切り、前記帯域A内のスペクトルを解析するスペクトル解析手段と、前記第1のオーバーサンプリング手段の出力信号を入力し、前記出力信号を歪ませて高調波成分を含むオーディオ信号を出力する非線形手段と、前記非線形手段の出力信号から前記帯域Aより高域に位置する帯域Bの成分を取り出す高域通過フィルタと、前記スペクトル解析手段の解析結果に応じて、前記高域通過フィルタの出力レベルを制御して出力するレベル制御手段と、前記レベル制御手段により制御された前記高域通過フィルタの出力と前記第1のオーバーサンプリング手段の出力とを加算する出力信号加算手段と、前記出力信号加算手段から出力されたオーディオ信号に対して、周波数fs2(fs2>fs1)でオーバーサンプリングを行う第2のオーバーサンプリング手段と、を具備することを特徴とするオーディオ帯域拡張装置。
IPC (4件):
G10L 19/00 ,  G10L 13/00 ,  H03M 3/02 ,  H04R 3/04
FI (4件):
H03M 3/02 ,  H04R 3/04 ,  G10L 9/18 M ,  G10L 7/02 D
Fターム (9件):
5D020CE03 ,  5D045DA20 ,  5J064AA01 ,  5J064BA06 ,  5J064BB07 ,  5J064BC08 ,  5J064BC12 ,  5J064BC18 ,  5J064BD02

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