特許
J-GLOBAL ID:200903037642022225

アドレス設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-085709
公開番号(公開出願番号):特開平5-292098
出願日: 1992年04月07日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 バス型シリアル通信システムにおいて、各スレーブ・ノードに固有のアドレスを容易に変更可能なアドレス設定方法を提供する。【構成】 制御マスタ・ノードには主シリアル・バスを介して第1乃至第Nのスレーブ・ノードが、この順番に接続されている。主シリアル・バスは、それぞれ、第1乃至第Nのスレーブ・ノードが接続された第1乃至第Nの主シリアル・バスから成り、これらは第1乃至第(N-1)のノード制御回路によって隔てられている。初期電源投入時に第1乃至第(N-1)のノード制御回路によって制御マスタ・ノードと第2乃至第Nのスレーブ・ノードとを電気的に遮断し、パワー・オン・リセット解除後、制御マスタ・ノードからのシリアル信号により、第1乃至第(N-1)のノード制御回路によって、第2乃至第Nのスレーブ・ノードと制御マスタ・ノードとの接続をこの順番に行いながら、順次、第1乃至第Nのスレーブ・ノードのアドレス設定を行う。
請求項(抜粋):
制御マスタ・ノードにシリアル・データ送受信用の主シリアル・バスを介して第1乃至第Nのスレーブ・ノードがこの順番に接続されているバス型シリアル通信システムにおける、前記第1乃至第Nのスレーブ・ノードにアドレスを設定する方法であって、前記主シリアル・バスは、第1乃至第(N-1)のノード制御回路によって隔てられ、それぞれ、第1乃至第Nのスレーブ・ノードが接続された第1乃至第Nの主シリアル・バスから成り、前記アドレス設定方法は、前記バス型シリアル通信システムを初期電源投入することによって、前記第1乃至第Nのスレーブ・ノードと前記第1乃至第(N-1)のノード制御回路とをパワー・オン・リセットすると共に、前記第1のスレーブ・ノードと前記第1のノード制御回路のみを前記第1の主シリアル・バスを介して前記制御マスタ・ノードに電気的に接続し、前記制御マスタ・ノードが前記第1乃至前記第Nのスレーブ・ノード用の第1乃至第Nのアドレス情報を、順次、前記第1の主シリアル・バス上に送出し、それによって、前記第1乃至前記第(N-1)のノード制御回路は、それぞれ、前記第1乃至前記第(N-1)のアドレス情報を受けたときに、各自の入力と出力とを電気的に接続して、前記第2乃至前記第Nのスレーブ・ノードを、順次、前記制御マスタ・ノードに接続させ、それと共に、前記第1乃至前記第Nのスレーブ・ノードは、前記パワー・オン・リセット後に、最初に受信したアドレス情報を自己のアドレスとして設定することによって、前記第1乃至前記第Nのスレーブ・ノードに、それぞれ、前記第1乃至前記第Nのアドレス情報が自己のアドレスとして設定されるステップを含むことを特徴とするアドレス設定方法。

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