特許
J-GLOBAL ID:200903037643941674

エンジン始動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 友雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-090196
公開番号(公開出願番号):特開2002-285942
出願日: 2001年03月27日
公開日(公表日): 2002年10月03日
要約:
【要約】【課題】 エンジン始動時にギヤ同士が噛み合った状態で回転する際の騒音を低減できるとともに、エンジン始動用のギヤの離脱性を向上させることができるエンジン始動装置を提供する。【解決手段】 エンジン始動装置1は、ヘリカルギヤであるリングギヤ5と、ヘリカルスプライン6が形成された回転軸3bを有する始動モータ3と、回転軸3b上に設けられ、リングギヤ5に噛み合うピニオンギヤ11とヘリカルスプライン6に噛み合うヘリカルスプライン13とを有し、ヘリカルスプライン13,6同士の噛み合いによりピニオンギヤ11がリングギヤ5と噛み合う位置と噛み合わない位置との間で回転軸3bの軸線方向に移動自在のスライダ10とを備え、ヘリカルスプライン13,6の歯のねじれの向きの設定により、回転軸3bが回転しているときに噛み合い位置側向きのスラスト力F2がスライダ10に作用する。
請求項(抜粋):
ヘリカルギヤで構成され、エンジンに接続された被駆動ギヤと、前記エンジンの始動時に所定の回転方向に起動される始動モータと、外周面に形成されたヘリカルスプラインを有し、前記始動モータにより回転駆動される回転軸と、当該回転軸上に設けられ、前記被駆動ギヤに噛み合うヘリカルギヤで構成された駆動ギヤを外周面に有するとともに、前記回転軸のヘリカルスプラインに噛み合うヘリカルスプラインを内孔の周面に有し、当該ヘリカルスプラインの互いの噛み合いにより前記駆動ギヤが前記被駆動ギヤと噛み合う噛み合い位置と噛み合わない非噛み合い位置との間で前記回転軸の軸線方向に移動自在のスライダと、を備え、前記スライダおよび前記回転軸の前記ヘリカルスプラインの歯のねじれの向きは、前記始動モータにより前記回転軸が回転駆動されているときに前記スライダに作用する、前記ヘリカルスプラインの互いの噛み合いによるスラスト力の向きが、前記噛み合い位置側向きになるように設定されていることを特徴とするエンジン始動装置。
IPC (3件):
F02N 15/02 ,  F02N 11/00 ,  F02N 15/06
FI (5件):
F02N 15/02 H ,  F02N 15/02 D ,  F02N 15/02 G ,  F02N 11/00 D ,  F02N 15/06 G

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