特許
J-GLOBAL ID:200903037644401657

機器の集中寿命管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-211118
公開番号(公開出願番号):特開平5-081502
出願日: 1991年08月22日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】 多数の顧客に設置された複数台の機器について、合理的かつ計画的に寿命管理を行なう。【構成】 機器11等に運転データ送信機能を設け、メーカ側に備えたCPU7と通信回線6でデータを相互に送受信させる。CPU7は、機器11等の製造時情報の初期情報ファイル1,運転データの運転情報ファイル4,部品の故障がシステムに与える影響に関するデータの評価情報ファイル2,機器の故障が顧客設備に与える影響に関するデータの顧客情報ファイル5,部品の寿命消費率算出の寿命管理プログラム3を備え、初期情報と運転情報とから部品の寿命消費率を算出し、部品の故障に到達する時期,機器への影響度,顧客設備への影響度を通信回線を通して顧客側のデータ表示装置に表示させる。
請求項(抜粋):
顧客側の未だ故障に至っていない機器の構成部品の劣化または寿命消費の進行程度を前記顧客側と通信回線を介して接続された中央処理装置側で予測し取替えや補修の指示を出す寿命管理システムにおいて、前記部品の設計,製造,検査データを格納する初期情報ファイルと、前記部品の予想される故障形態および当該故障が機器全体に及ぼす影響度を表すデータを格納する評価情報ファイルと、顧客の設備全体と前記機器との関連を表すデータを格納する顧客情報ファイルと、通信回線を介して得られる運転中の機器の構成部品の温度,振動等の継続的なデータを格納する運転情報ファイルと、前記運転情報および初期情報に基づいて各部品毎の劣化または寿命消費の進行度を求め、進行度が一定の値を超えた部品については前記評価情報および顧客情報に基づいて故障形態と当該故障が機器全体と顧客の設備全体に及ぼす影響度とを算出し、各顧客に前記部品と前記故障の影響度と進行度が故障の段階に到達する時期とに関する情報を提供する寿命管理プログラムファイルとを中央処理装置側に備えたことを特徴とする機器寿命集中管理システム。
IPC (2件):
G07C 3/00 ,  G06F 15/21

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