特許
J-GLOBAL ID:200903037648376177

LPG内燃機関の始動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-235188
公開番号(公開出願番号):特開平5-071387
出願日: 1991年09月13日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】低温時に車両の走行不良を起こすことなく始動性能を向上させる。【構成】LPGレギュレータ13から吸気通路2への燃料供給を遮断するスローロック弁22を設ける。ECU38は、LPGエンジン1がクランキングによる始動時であると判断したときに、そのクランキング開始からの経過時間を計時し、その計時結果が所定の基準時間を越えたときに、LPGレギュレータ13から吸気通路2への燃料供給を一時的に遮断すべくスローロック弁22を開閉制御する。従って、低温時にLPGレギュレータ13から吸気通路2へ供給される燃料が過剰な濃度となり、混合気の空燃比オーバリッチからLPGエンジン1の始動に時間がかかる場合には、燃料の供給が一時的に遮断され、その間に過剰な濃度の燃料が希薄化され、空燃比オーバリッチによる始動不良が回避される。又、始動完了後にはLPGエンジン1へ通常濃度の燃料が供給される。
請求項(抜粋):
燃料タンクから導出される液化石油ガスよりなる燃料を所定の熱源により気化させると共に、その気化した燃料を大気圧近くまで減圧して調圧した後に内燃機関の吸気系へ供給するレギュレータを備えたLPG内燃機関において、前記レギュレータから前記吸気系への燃料供給を遮断又は減量するための燃料供給遮断手段と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づいて前記内燃機関のクランキングによる始動時であることを判断する始動時判断手段と、前記始動時判断手段により始動時であると判断されたときに、前記クランキング開始からの経過時間を計時するクランキング計時手段と、前記クランキング計時手段の計時結果が所定の基準時間を越えたときに、前記レギュレータから前記吸気系への燃料供給を遮断又は減量すべく前記燃料供給遮断手段を一時的に駆動制御する遮断制御手段とを備えたことを特徴とするLPG内燃機関の始動制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/06 330 ,  F02D 19/02 ,  F02D 45/00 310 ,  F02M 21/02 301
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭54-087325
  • 特開昭59-147832
  • 特開昭64-060765
全件表示

前のページに戻る