特許
J-GLOBAL ID:200903037652950031
沸騰冷却装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-301608
公開番号(公開出願番号):特開2001-116474
出願日: 1999年10月22日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】 冷媒槽3の放熱面積を増大するためのリブ13を有する構成で、耐バーンアウト性の向上を図ること。【解決手段】 冷媒槽3の冷媒室8には、放熱面積の増大を図るために複数のリブ13と中間壁部13Aとが設けられている。リブ13は、冷媒室8の厚み方向に対向する一方の内壁面8aと他方の内壁面8bとを連結する第1のリブ13aと、一方の内壁面8aから冷媒室8の略中央部まで突出する第2のリブ13bとで構成される。中間壁部13Aは、冷媒室8の厚み方向の略中央部にリブ13と一体に設けられ、冷媒室8の左右方向に拡がって形成されている。但し、隣合う中間壁部13A同士の間には隙間Sを有している。これにより、放熱量が増大した時でも、隙間Sを介して温度の低い領域Bから温度の高い領域Aへ安定的に液冷媒が供給され、且つ温度の高い領域Aで発生した気泡の一部が温度の低い領域Bへ移動できる。
請求項(抜粋):
厚み幅が薄い偏平形状に設けられ、その厚み方向の表面に発熱体が取り付けられ、内部に液冷媒を貯留する冷媒槽と、この冷媒槽で前記発熱体の熱を受けて沸騰した冷媒蒸気が流れ込み、その冷媒蒸気の熱を外部流体に放出する放熱器とを備えた沸騰冷却装置であって、前記冷媒槽は、厚み方向の略中央部で前記冷媒槽の左右方向に拡がる中間壁部と、厚み方向に対向する両内壁面のうち温度の高い一方の内壁面と前記中間壁部とを連結するリブとを有し、このリブが前記冷媒槽の左右方向に間隔を開けて複数設けられ、且つ前記中間壁部が前記リブ毎に独立して設けられ、隣合う前記中間壁部同士の間に隙間が確保されていることを特徴とする沸騰冷却装置。
IPC (3件):
F28D 15/02
, F28F 13/02
, H05K 7/20
FI (3件):
F28D 15/02 M
, F28F 13/02 A
, H05K 7/20 Q
Fターム (5件):
5E322AA11
, 5E322AB01
, 5E322DB02
, 5E322DB06
, 5E322EA10
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