特許
J-GLOBAL ID:200903037654277547

縫針糸通し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 静富 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-205681
公開番号(公開出願番号):特開平10-043458
出願日: 1996年08月05日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】移動体の突き出しを確実、かつ円滑に行なえて、しかも、ガイド部材に支持される縫針に対して選択的に操作することができる縫針糸通し装置を提供する。【解決手段】框体1の両側に縫針cが支承され、底部に縫針の糸通し孔c1と一致する横孔3およびこの近傍に設けた糸bの支持部4とを設けた一対のガイド部材2を立設させて、これら横孔へそれぞれその先端部に付設した糸通し部材11を進退自在に対応させた一対の移動体5を設けると共に、該一対の移動体の中間位置にこれら移動体へ当接させ、押し出しにより片方の移動体を前進作動させる操作手段6を設け、また一対の移動体には、常時は縫針の糸通し孔より糸通し部材を後退させて離隔させる弾機7をそれぞれ連係させる。
請求項(抜粋):
框体と、この框体の両側に立設させて異なる二種類の縫針がそれぞれに挿入され、該縫針が縦向きに支承される一対のガイド部材と、これらガイド部材の底部に設けて縫針の糸通し孔と一致する横孔と、この横孔の近傍に設けた糸の支持部と、前記框体に設けてこれら横孔へそれぞれその先端部に付設した糸通し部材を進退自在に対応させた一対の移動体と、前記框体において該一対の移動体の中間位置に設けてこれら移動体へ当接させ、押し出しにより片方の移動体を前進作動させる操作手段と、前記一対の移動体へそれぞれ連係させて、常時は、縫針の糸通し孔より糸通し部材を後退させて離隔させる弾機とを備えさせ、前記操作手段は、框体内に設けた枢軸と、この枢軸へその基部を取り付けて他端の操作体を框体の外部へ突出させ、一対のガイド部材方向へ揺動自在とした腕体と、框体内に設けて前記一対の移動体に対応させて、該一対の移動体の傾斜受面に当接して、この傾斜受面を押しつつ滑動する傾斜押圧体とからなることを特徴とする縫針糸通し装置。

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