特許
J-GLOBAL ID:200903037661577246

クローラ式走行体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 峯岸 武司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-048860
公開番号(公開出願番号):特開平11-228077
出願日: 1998年02月13日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 従来のクローラ式走行体では、シム・パックの取り付けに部品点数を要し、価格が高かった。また、ロワーフレーム端部がサイドフレームから抜けない構造を実現するのには労力を要した。【解決手段】 クレーン作業時にはリンク32からピン36が抜かれた状態でシリンダ14が伸ばされ、サイドフレーム12が張り出される。サイドフレーム12は、リンク32の穴34にピン36が差し込まれることにより、張り出し位置に固定される。次に、ボルト45が締め付けられ、テーパ・ブロック43が右方向に移動させられる。この結果、各テーパ・ブロック22,23間の相対距離が縮み、その高さが連続的に高くなって隙間Sが詰められる。クレーン作業は隙間Sが詰められたこの状態で行われ、上部旋回体の振れが抑止される。
請求項(抜粋):
上部旋回体を回転自在に支持するロワーフレームと、このロワーフレームの端部が挿通されるガイド口が側部に形成された,クローラが取り付けられる一対のサイドフレームと、前記ガイド口の内面を前記端部の外周に沿わせて前記サイドフレームを移動させ,前記各サイドフレーム間の距離を変えるシリンダと、傾斜面が接する一対のテーパ・ブロック間の相対距離をネジで縮めて高さを高くし,前記ロワーフレームの端部と前記サイドフレームとの間に生じる隙間を詰めるシム・パックとを備えて構成されるクローラ式走行体において、前記シリンダが伸びて張り出した位置にある前記サイドフレームをその位置に保持する,一端が前記サイドフレームに支持され,他端がピンによって前記ロワーフレームに係止されるリンクを備え、前記シム・パックは,前記ガイド口の上側内面または下側内面に対向する前記ロワーフレームの端部に形成された凹部に収納されていることを特徴とするクローラ式走行体。
IPC (2件):
B66C 23/82 ,  B66C 23/44
FI (2件):
B66C 23/82 B ,  B66C 23/44 B

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