特許

J-GLOBAL ID：200903037667488954

圧電振動子収納用パッケージ

発明者： 宮之原 亘
出願人/特許権者： 京セラ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-078635
公開番号（公開出願番号）：特開2004-289470
出願日： 2003年03月20日
公開日（公表日）： 2004年10月14日
要約：

【課題】封止用メタライズ金属層に金属蓋体をろう材により接合するときに、ろう材が圧電振動子の電極に飛散して生じるショート不良を防止する。【解決手段】上面中央部に圧電振動子4を収容するための直方体状の凹部5を有するとともに凹部5の隅部に圧電振動子4の端部が取着される段差部3を有する絶縁基体1と、絶縁基体1の凹部5の周囲の上面に形成された枠状のメタライズ層2aと、メタライズ層2a上にろう付けされた封止用金属枠体2bとから成り、この封止用金属枠体2bにろう材を介して金属製蓋体12が接合される圧電振動子収納用パッケージにおいて、封止用金属枠体2bは、段差部3の外側に位置する部位の内周部に切欠き部9が形成されている。切欠き部9を設けたことにより、凹部5内の圧電振動子4の電極部分へろう材が飛散することを防止することができ、ろう材によるショート等の不具合を防止することができる。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

上面中央部に圧電振動子を収容するための直方体状の凹部を有するとともに該凹部の隅部に前記圧電振動子の端部が取着される段差部を有する絶縁基体と、該絶縁基体の前記凹部の周囲の上面に形成された枠状のメタライズ層と、該メタライズ層上にろう付けされた封止用金属枠体とから成り、該封止用金属枠体にろう材を介して金属製蓋体が接合される圧電振動子収納用パッケージにおいて、前記封止用金属枠体は、前記段差部の外側に位置する部位の内周部に切欠き部が形成されていることを特徴とする圧電振動子収納用パッケージ。

IPC (3件)：

H03H9/02 ,  H01L23/10 ,  H03H9/10

FI (3件)：

H03H9/02 A ,  H01L23/10 B ,  H03H9/10

Fターム (10件)：

5J108AA00 ,  5J108BB04 ,  5J108CC04 ,  5J108EE03 ,  5J108EE04 ,  5J108EE07 ,  5J108EE13 ,  5J108GG03 ,  5J108GG09 ,  5J108KK04