特許
J-GLOBAL ID:200903037669696651

自律分散型信号制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-074929
公開番号(公開出願番号):特開2003-272093
出願日: 2002年03月18日
公開日(公表日): 2003年09月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 一の装置の計算負荷が過重になることなく、信号の制御パラメータの最適な決定を可能にする技術を提供する。【解決手段】 制御エリア10内にある交差点1に設けられたローカルステーション2と、基軸交差点決定手段とを備えている。基軸ローカルステーションは、基軸交差点と隣接交差点とを制御する基軸/隣接交差点制御パラメータ案を複数定めたうえ、基軸交差点での平均遅れの予想値と隣接交差点での平均遅れの予想値との和を最小にするものに基づいて、基軸交差点に設けられた信号灯器を制御する。一方、ローカルステーション2のうち、基軸交差点以外である協調ローカルステーションのそれぞれは、自交差点に隣接する交差点の制御パラメータに協調しながら、且つ、前記自交差点の交通状態に基づいて、信号灯器を制御する。
請求項(抜粋):
制御エリア内にある交差点に一対一に対応して設けられたローカルステーションと、前記交差点のうちから交通状態に応じて基軸交差点を選択する基軸交差点決定手段とを備え、前記ローカルステーションのうち、前記基軸交差点に対応して設けられた基軸ローカルステーションは、(a)前記基軸交差点と前記基軸交差点に隣接する隣接交差点とを制御する制御パラメータの案である基軸/隣接交差点制御パラメータ案を複数定め、(b)前記基軸/隣接交差点制御パラメータ案のそれぞれについて、前記基軸交差点での平均遅れの予想値と、前記隣接交差点での平均遅れの予想値とを算出し、(c)前記基軸/隣接交差点制御パラメータ案のうち、前記基軸交差点での平均遅れの予想値と前記隣接交差点での平均遅れの予想値との和を最小にするものに基づいて、前記基軸交差点の基軸交差点制御パラメータを決定し、且つ、(d)前記基軸交差点制御パラメータに基づいて、前記基軸交差点に設けられた信号灯器を制御し、前記ローカルステーションのうち、前記基軸交差点以外である協調交差点に対応して設けられた協調ローカルステーションのそれぞれは、(e)それぞれが対応する自交差点の自交差点制御パラメータを、前記自交差点に隣接する隣接交差点を制御するための隣接交差点制御パラメータに協調しながら前記自交差点の交通状態に基づいて順次に作成し、且つ、(f)作成した前記自交差点制御パラメータに基づいて、前記自交差点に設けられた信号灯器を制御する自律分散型信号制御システム。
Fターム (4件):
5H180AA01 ,  5H180DD02 ,  5H180JJ02 ,  5H180JJ05

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