特許

J-GLOBAL ID：200903037675572883

船舶の減揺水槽周期可変システム

発明者： 藤本 亮典
出願人/特許権者： エヌケーケー総合設計株式会社
代理人 (1件)： 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-290482
公開番号（公開出願番号）：特開平10-129586
出願日： 1996年10月31日
公開日（公表日）： 1998年05月19日
要約：

【要約】【課題】 船舶の静止中でも、航走中動揺状態でも、正確な水位の変更を行うことができ、従って船舶或いは波浪の状況変化に速応して常に最大の減揺効果を得ることができるFlume式減揺水槽の水槽周期可変システムを提供する。【解決手段】 左右一対のタンクと該一対のタンクを連通し作動時に自由水表面を有する連結水路とを備えた船舶の減揺水槽周期可変システムであって、該水槽の平均水位を検知する水位検知手段と、該水槽に水を注排水する注排水手段と、船体の横揺れ角を検知する動揺検知手段と、該水位検知手段と該動揺検知手段とから出力信号を受信し、該注排水手段に制御信号を出力する制御手段とを具備する。前記制御手段は、前記水槽の平均水位と前記水槽の固有周期の対応データを記憶し、前記動揺検知手段からの出力信号をフーリエ解析し、前記船体の固有周期を算出する。前記注排水手段はポンプと注排水切替弁手段とを有し、前記制御手段が、該ポンプと該注排水切替弁手段を制御する。

請求項（抜粋）：

左右一対のタンクと該一対のタンクを連通し作動時に自由水表面を有する連結水路とを備えた船舶の減揺水槽周期可変システムであって、該水槽の平均水位を検知する水位検知手段と、該水槽に水を注排水する注排水手段と、船体の横揺れ角を検知する動揺検知手段と、該水位検知手段と該動揺検知手段とから出力信号を受信し、該注排水手段に制御信号を出力する制御手段とを、具備したことを特徴とする船舶の減揺水槽周期可変システム。