特許
J-GLOBAL ID:200903037682292195

ビニル系単量体の重合法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木田 茂 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-419044
公開番号(公開出願番号):特開平5-005009
出願日: 1990年12月25日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 次の二成分;(a) 経験式(I)MT (I)(式中Mはアルカリ金属原子であり、Tは嵩高なハイドロカルビル基又は複素置換ハイドロカルビ基である)の第1成分及び(b) 経験式(II)Q(Xm)(Yn)Zp (II)(式中QはAl,B又はZnであり、X,Y,Zは嵩高なハイドロカルビル基又は一緒になってハイドロカルバジイル基である)の第2成分助触媒よりなる触媒の存在下で-20〜60°Cの温度でビニル系特にメタクリル系単量体の付加重合法。【効果】 望まいしい且つ有利な重合体特性は、重合法を0〜50°Cの如き比較的高い温度で実施するには拘らず容易に調節でき、分子量分布の低い且つ典型的に85%より低いシンジオタクチシティーを有する高分子量重合体を製造でき、全ての触媒及び重合法によって比較的に高いTgを含めて予期せぬ程に有利な物性を有する生成物が得られるものである。
請求項(抜粋):
ビニル系単量体特にメタクリル系単量体を付加重合するに際して、触媒として次の二成分;(a) 経験式(I);MT (I)(式中Mはアルカリ金属原子であり;しかもTは、少なくとも4個の炭素原子を含有し且つ1個又はそれ以上の側鎖置換基によって随意に置換された嵩高なハイドロカルビル基であるか又は複素置換されたハイドロカルビル基であり、これらのハイドロカルビル基の各々は処理条件下で不活性である)の第1成分;及び(b) 経験式(II);Q(Xm)(Yn)Zp (II)〔式中QはAl,B又はZnであり;m,n及びpは各々Oであるか又はQの適当な原子価に応じて(m+n+p)=2又は3であるような整数であり;しかもX,Y及びZは各々個々に随意に置換された嵩高なハイドロカルビル基であるか、あるいはX及びYは一緒になって随意に置換されたハイドロカルバジイル基であり、Zは随意に置換された嵩高なハイドロカルビル基であり、これらの基の全ては処理条件下で不活性である〕の化合物よりなる助触媒の第2成分よりなる触媒の存在下で-20〜60°Cの範囲の温度でのビニル系単量体特にメタクリル系単量体の付加重合法。
IPC (4件):
C08F 20/18 ,  C08F 4/08 MEH ,  C08F 4/10 MEH ,  C08F 4/12 MEH

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