特許
J-GLOBAL ID:200903037683887400
スペアディスクドライブをもつディスクアレイ装置及びデータスペアリング方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
上村 輝之
, 宮川 長夫
, 中村 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-354557
公開番号(公開出願番号):特開2005-122338
出願日: 2003年10月15日
公開日(公表日): 2005年05月12日
要約:
【課題】 スペアディスクを持つRAID構成のディスクアレイにおいて多重ディスク故障によるデータロストを防止する。【解決手段】 或るパリティグループ内の個々のディスクドライブ#0〜#3毎にエラー発生回数から故障発生の可能性を推測し、故障発生の可能性がある程度に高い2つのディスクドライブ#0、#2から、データストライプにて互いに異なる2つの半分サイズの記憶領域#0_UHと#2_LHをそれぞれ選び、スペアディスク#Aへコピーする(分割データコピー)。いずれか一方のディスクドライブ#0の故障発生の可能性が更に高まると、そのディスクドライブ#0の残りの半分の記録領域#0_LHをスペアディスク#Aへコピーする(ダイナミックスペアリング)。分割データコピーにより、ダイナミックスペアリング時間が短縮され、かつ多重ディスク故障によるデータロストの可能性が低減する。【選択図】 図8
請求項(抜粋):
上位装置と通信可能に接続され得るディスクアレイ装置において、
このディスクアレイ装置の全体の制御を行うディスクアレイ制御部と、
前記上位装置とのデータ転送を制御する上位側転送制御部と、
少なくとも、1つのパリティグループを構成する複数のデータディスクドライブと、1以上のスペアディスクドライブとを有するディスクアレイであって、前記1つのパリティグループは前記複数のデータディスクドライブの記憶領域に渡って形成される多数のデータストライプを有し、前記多数のデータストライプは前記データストライプの2以上のセットに分けることができる、前記ディスクアレイと、
前記上位装置及び前記ディスクアレイの間で転送されるデータの一時記憶に用いられるキャッシュメモリと、
前記ディスクアレイとのデータ転送を制御する下位側転送制御部と
を備え、
前記ディスクアレイ制御部が、
前記データディスクドライブ毎の故障発生の可能性を推定する推定部と、
前記複数のデータディスクドライブの内から、前記推定された故障発生の可能性に応じて2以上のデータディスクドライブを、分割データコピーの対象として選び、前記選ばれた2以上のデータディスクドライブの各々から一つずつ分割記憶領域を分割することにより2以上の分割記憶領域を選び、前記選ばれた2以上の分割記憶領域は、前記パリティグループ内の前記データストライプの異なるセットにそれぞれ属し、そして、前記選ばれた2以上の分割記憶領域のデータを前記1以上のスペアディスクドライブへコピーするように前記下位側転送制御部及び前記キャッシュメモリを制御する分割データコピー部と
を有するディスクアレイ装置。
IPC (2件):
FI (6件):
G06F3/06 304R
, G06F3/06 305F
, G06F3/06 540
, G06F12/08 501E
, G06F12/08 541Z
, G06F12/08 557
Fターム (10件):
5B005JJ01
, 5B005MM11
, 5B005NN12
, 5B005WW14
, 5B065BA01
, 5B065CA11
, 5B065CA30
, 5B065EA23
, 5B065EA27
, 5B065EA35
引用特許:
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