特許
J-GLOBAL ID:200903037693600401

ベンゼン誘導体及び液晶媒質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-252443
公開番号(公開出願番号):特開平8-020777
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 種々の液晶媒質の成分として好適であり、そして同時に、なかでも比較的低い粘度、高い複屈折値Δn及び比較的高い誘電異方性を有する新規な安定な液晶形成性化合物を見出す。【構成】 下記式(I)で表わされるベンゼン誘導体。【化1】但しこの式(I)においてR1 は炭素原子数12までの直鎖状又は分岐鎖状のアルキル又はアルケニルで、1つ以上のCH2 基が-O-、-S-等で置き換えられていてもよく、Qは-O-又は-S-であり、R2 はCH3 で、場合により炭素数2-12の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル又はアルケニルであることができ、環A1 、A2 及びA3 は各独立に、4個までの弗素原子で置換されていてもよい1,4-フェニレンであり、そしてZ1 及びZ2 は各独立に-CH2 CH2 -又は単結合である。
請求項(抜粋):
下記式(I)【化1】のベンゼン誘導体。但し上記式(I)においてR1 は直鎖状又は分岐鎖状の、いずれも12個までの炭素原子を有するアルキル又はアルケニルであり、その際1個以上のCH2 基が-O-、-S-、-O-CO-、-S-CO-、-O-COO-、-CO-O-、-CO-S-、-CHハロゲン-及び-CHCN-よりなる群から選ばれた基により置き換えられていてもよく、またその際2個のヘテロ原子が互いに直接結合しておらず、或いはまたこれはF、Cl、Br又は-NCS、或いは1個のCF2 基が-O-又は-S-によって置き換えられていてもよい1ないし5個の炭素原子を有するポリフルオルアルキルであり、Q は-O-又は-S-であり、R2 はCH3 であるか、Q=-S-であってR1 がF、Cl、Br又は-NCS、或いは1個のCF2 基が-O-又は-S-によって置き換えられていてもよい1ないし5個の炭素原子を有するポリフルオルアルキルであるときはこれは2ないし12個の炭素原子を有する直鎖状又は分岐鎖状のアルキル又はアルケニルであり、【化2】及び【化3】はそれぞれ独立に、場合により4個までの弗素原子で置換されている1,4-フェニレン又はtrans-1,4-シクロヘキシレンでり、【化4】は場合により4個までの弗素原子で置換されている1,4-フェニレンであり、そしてZ1 及びZ2 はそれぞれ独立に-CH2 CH2 -又は単結合を表わし、但しその際イ)Q=-S-であってR1 がF、Cl又はBrであるときは少なくとも1つのこれら架橋基Z1 及びZ2 は-CH2 CH2 -であり、またロ)Q=-O-であるときはA1 -A3 の環の少なくとも1つは弗素化された1,4-フェニレンである。
IPC (4件):
C09K 19/14 ,  C09K 19/12 ,  C09K 19/30 ,  G02F 1/13 500
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特表平5-507725
  • ジフルオロシクロヘキサン誘導体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-128766   出願人:大日本インキ化学工業株式会社, 財団法人相模中央化学研究所
  • 強誘電性液晶表示素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-320851   出願人:シャープ株式会社
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引用文献:
審査官引用 (2件)

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