特許
J-GLOBAL ID:200903037695567037

射出成形方法およびこの方法に用いる射出成形用金型装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛木 護
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-182101
公開番号(公開出願番号):特開平10-024459
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 キャビティの端縁部での成形材料の流動性を向上させる。【解決手段】 固定型1に固定し移動板16を貫通した第1のピン26による第1の凸部29を可動型2の第1の凹部41に嵌合してオーバーフロー部43を形成する。第1のピン26を貫通して固定した第2のピン27による第2の凸部30と可動型2の第2の凹部42との間にキャビティ3を形成する。キャビティ3に樹脂Rを充填するとき、このキャビティ3の周縁部からオーバーフロー部43に樹脂Rが流出する。充填完了後、型締力を強めて固定型1と可動型2とを最終的に閉じる。このとき、キャビティ3内の樹脂Rは、ランナー46側へ戻るか、オーバーフロー部43にさらに流出する。第2の凸部30が第2の凹部42に嵌合すると、ゲート47が閉じるとともに、オーバーフロー部43とキャビティ3とが遮断される。その後、キャビティ3内の樹脂Rが圧縮される。
請求項(抜粋):
互いに開閉する型体間に形成されたキャビティに、成形材料供給装置から材料通路およびキャビティへのゲートを通して成形材料を充填する充填工程と、この充填工程の完了後最終的に前記型体を互いに閉じる最終型締工程とを備え、この最終型締工程の間に、前記キャビティからゲートを通して材料通路側へ成形材料を戻した後、前記ゲートを閉じてその後はキャビティ内の成形材料を圧縮する射出成形方法において、前記充填工程時、前記型体間に形成されキャビティの端縁部に通じるオーバーフロー部にキャビティから成形材料を流出させ、前記最終型締工程の途中に前記キャビティとオーバーフロー部とを互いに遮断することを特徴とする射出成形方法。
IPC (3件):
B29C 45/26 ,  B29C 45/56 ,  B29C 45/80
FI (3件):
B29C 45/26 ,  B29C 45/56 ,  B29C 45/80
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 射出成形用金型
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-250810   出願人:山田良雄

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