特許
J-GLOBAL ID:200903037696332904

細胞株分別法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-189020
公開番号(公開出願番号):特開平5-030963
出願日: 1991年07月29日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、細胞内の微小領域からの蛍光を測定し、さらに生化学反応による生体分子の離合集散を利用した細胞株の分別法を提供することを目的とする。【構成】 本発明の細胞株分別法は、生体から採取した細胞集団を個々の細胞(41)に分離する細胞抽出段階と、所定の距離にあるときに共鳴エネルギー移動を起こす2種類の蛍光試薬を細胞(41)に取り込ませる試薬添加段階と、目的とする細胞(41)内の領域に、パルスレーザー光源(1)によりパルスレーザーを照射して蛍光試薬の分子を励起し、共鳴エネルギー移動によって生じる蛍光の減衰速度の変化を測定する蛍光測定段階と、減衰速度の変化から、細胞の正常株と変異株とを分別する変異株分別段階とからなる。このため、2種類の蛍光試薬間の共鳴エネルギー移動によって生じる減衰速度の変化を高速で測定でき、細胞(41)内の小器官または領域の変異状態を有する細胞の存在を確認し、分別することができる。
請求項(抜粋):
生体から採取した細胞集団を個々の細胞に分離する細胞抽出段階と、所定の距離にあるときに共鳴エネルギー移動を起こす2種類の蛍光試薬を前記細胞に取り込ませる試薬添加段階と、目的とする前記細胞内の領域に高速パルスレーザーを照射して前記蛍光試薬の分子を励起し、前記共鳴エネルギー移動によって生じる蛍光の減衰速度の変化を測定する蛍光測定段階と、前記減衰速度の変化から、前記細胞の正常株と変異株とを分別する変異株分別段階とを備えることを特徴とする細胞株分別法。
IPC (3件):
C12N 1/00 ,  C12M 1/34 ,  C12N 13/00

前のページに戻る