特許
J-GLOBAL ID:200903037701389421

三弁筒型肛門鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 友二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-232527
公開番号(公開出願番号):特開平7-124108
出願日: 1994年09月02日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 筒型検査用肛門鏡では開口部の大きさが限定され、且つ、挿入補助具を装着したときの段差で患者に苦痛をあたえる。また、三弁検査用肛門鏡では弁を開くときに弁のエッジが患者に負担を与えると共に、きれいな同心円状の開口部を形成できず、また先端曲形部が邪魔して開口部を十分に確保できない。これらの欠点を解消する。【構成】 拡張可能でしかも回動可能な弁部で筒を形成し、且つ、握持部との取り付け角を90°以上とし、さらに挿入器具先端を弁部先端と段差が生じない構造とした。
請求項(抜粋):
長手方向に3つの分割片で構成される鏡筒、握持部が握持されることで連結した上記3つの分割片を互いに遊離させ上記鏡筒の径を拡張する鏡筒拡張機構、挿入先端に段差が設けられ上記鏡筒の先端部にこの挿入先端が装着されることでその装着部がフラットになる挿入補助具を備え、上記3つの分割片のうち少なくとも2つの分割片は遊離した状態で上記長手方向を軸として回動可能に取り付けて上記鏡筒の径を略同心円状に拡張可能な構成とし、上記鏡筒拡張機構の握持部は上記鏡筒が肛門へ挿入された場合でも握持/開放を支障なく行うよう上記鏡筒と上記鏡筒拡張機構の握持部とが所定の角度を以て連結されるように構成し、上記鏡筒に上記挿入補助具を装着して上記鏡筒の所定長を患者の肛門内に挿入し、握持部を握持して上記鏡筒を拡張して、後ろから上記挿入補助具を抜き取ると共に拡張した状態をクランプ機構で固定し、鏡筒先端部に所望の大きさの同心円状の開口部を形成して肛門内部の検査等を行うことを特徴とする三弁筒型肛門鏡。
IPC (3件):
A61B 1/303 ,  A61B 1/307 ,  A61B 1/31

前のページに戻る