特許
J-GLOBAL ID:200903037702129504
タイミングチェーンのプランジャ機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
赤澤 一博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-220257
公開番号(公開出願番号):特開平9-060696
出願日: 1995年08月29日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】タイミングチェーンのプランジャ機構におけるバックラッシュ量を、エンジン毎の要求値にするのが難しい。【解決手段】エンジンのクランク軸の駆動力をカム軸に伝達するタイミングチェーンをその張力が増大する方向に付勢されたラック部を有してなる押圧部材と、ラック部に係合して押圧部材の付勢方向への移動を禁止するように押圧部材の付勢方向とは逆方向に付勢された回動可能なカム部材と備えてなり、タイミングチェーンの張力を略一定になるように所定のバックラッシュ量を有して調整するタイミングチェーンのプランジャ機構であって、カム部材がその下縁に、ラック部に係合して押圧部材の付勢方向への移動を禁止する逆止歯と、逆止歯から反付勢方向に所定の距離離間した位置に形成され押圧部材が付勢方向に移動した際にラック部と係合してラック部と逆止歯との係合を解除する補助歯とを具備してなり、カム部材の回動中心を少なくとも付勢方向において補助歯から逆止歯側に偏位した位置に設定する。
請求項(抜粋):
エンジンのクランク軸の駆動力をカム軸に伝達するタイミングチェーンをその張力が増大する方向に付勢されたラック部を有してなる押圧部材と、ラック部に係合して押圧部材の付勢方向への移動を禁止するように押圧部材の付勢方向とは逆方向に付勢された回動可能なカム部材と備えてなり、タイミングチェーンの張力を略一定になるように所定のバックラッシュ量を有して調整するタイミングチェーンのプランジャ機構であって、カム部材がその下縁に、ラック部に係合して押圧部材の付勢方向への移動を禁止する逆止歯と、逆止歯から反付勢方向に所定の距離離間した位置に形成され押圧部材が付勢方向に移動した際にラック部と係合してラック部と逆止歯との係合を解除する補助歯とを具備してなり、カム部材の回動中心を少なくとも付勢方向において補助歯から逆止歯側に偏位した位置に設定することを特徴とするタイミングチェーンのプランジャ機構。
IPC (2件):
FI (2件):
F16H 7/08 B
, F02B 67/06 A
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