特許
J-GLOBAL ID:200903037702459989

紡機のリングレールの反転時におけるモータの駆動制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-186150
公開番号(公開出願番号):特開平8-337931
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 リングレールの反転時における衝撃を小さくし、しかもリングレールの停滞として問題になる低速部分の時間を短くする。【構成】 リングレールの反転動作時にはリフティング装置の駆動モータが変速制御される。リングレールが反転動作開始位置に達すると、駆動モータは零又は零近傍の所定速度となるまで複数段階で減速され、次にモータの回転方向が逆転されて所定速度まで複数段階で加速される。減速時の変速勾配は次第に大きくなるように、加速時の変速勾配は次第に小さくなるように変速制御される。即ち、速度の絶対値が小さな状態での変速勾配が大きく、速度の絶対値が大きな状態での変速勾配が小さくなる。その結果、反転時の衝撃及びそれにともなう振動が小さくなる。また、反転動作が完了するまでの変速時間を従来と同じにした場合でも、リングレールが停滞する速度が零に近い低速部分の時間が短くなる。
請求項(抜粋):
リングレールの昇降を他の駆動系の駆動用モータと別のモータにより積極的に行うリフティング装置を備えた紡機において、リングレールの反転動作を行う場合、反転動作開始後、モータの駆動速度を零又は零近傍の所定速度まで複数段階で減速した後、モータの駆動方向を逆転させて所定速度まで複数段階で加速し、減速時の変速勾配は次第に大きくなるように、加速時の変速勾配は次第に小さくなるようにリフティング装置駆動用のモータを駆動制御するようにした紡機のリングレールの反転時におけるモータの駆動制御方法。

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