特許
J-GLOBAL ID:200903037705949081

食品ゴミを用いて乳酸を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-240963
公開番号(公開出願番号):特開2002-051793
出願日: 2000年08月09日
公開日(公表日): 2002年02月19日
要約:
【要約】【課題】 大量かつ不定期に供給される食品ゴミに好適な、食品ゴミから高光学純度の乳酸を安定的に、しかも低コストで製造するための方法を提供すること。【解決手段】 次の各工程{(a-1)食品ゴミを第1発酵槽へ収容する;(b-1)食品ゴミを収容した第1発酵槽内の温度を殺菌可能な温度に維持する;(c-1)工程b-1を経た発酵槽内で微生物による発酵を行い発酵槽内の乳酸量を低減させる;(d-1)工程c-1を経た発酵槽内で乳酸発酵を行う;(e-1)工程d-1の乳酸発酵により生成した乳酸を発酵槽から回収する;(f-1)工程e-1を経た後の第1発酵槽に別の食品ゴミを収容し、工程a-1に戻る}を含む第1サイクル(SC)と;第1SCの各工程に対応する実質的に同じa-2〜f-2工程を含む第2SCを具備し;第2SCの工程a-2の開始が第1SCの工程a-1の開始よりも遅く;工程c-2の発酵に用いる微生物が工程c-1で用いる微生物による発酵の発酵液から供給され;工程d-2の乳酸発酵を行う微生物が工程d-1で行う乳酸発酵の発酵液から供給される食品ゴミを用いて乳酸を製造する方法。
請求項(抜粋):
次の工程a-1〜工程f-1を含む第1のサイクルと、前記第1のサイクルの各工程に対応する実質的に同じ工程a-2〜工程f-2を含む第2のサイクルを具備する食品ゴミを用いて乳酸を製造する方法であって、前記第1のサイクルが含む各工程が、(a-1)食品ゴミを第1の発酵槽へ収容する工程、(b-1)前記食品ゴミを収容した第1の発酵槽内の温度を殺菌可能な温度に維持する工程、(c-1)工程b-1を経た発酵槽内で微生物による発酵を行うことにより前記発酵槽内の乳酸量を低減させる工程、(d-1)工程c-1を経た発酵槽内で乳酸発酵を行う工程、(e-1)工程d-1の乳酸発酵により生成した乳酸を発酵槽から回収する工程、及び(f-1)工程e-1を経た後の第1の発酵槽に別の食品ゴミを収容する工程であり、もって前記工程a-1に戻るサイクルを構成し;前記第2のサイクルが含む各工程が、(a-2)食品ゴミを第2の発酵槽に収容する工程、(b-2)前記食品ゴミを収容した第2の発酵槽内の温度を殺菌可能な温度に維持する工程、(c-2)工程b-2を経た発酵槽内で微生物による発酵を行うことにより前記発酵槽内の乳酸量を低減させる工程、(d-2)工程c-2を経た発酵槽内で乳酸発酵を行う工程、(e-2)工程d-2の乳酸発酵により生成した乳酸を発酵槽から回収する工程、及び(f-2)工程e-2を経た後の第2の発酵槽に別の食品ゴミを収容する工程であり、もって前記工程a-2に戻るサイクルを構成し;前記第2のサイクルの工程a-2の開始時が、前記第1のサイクルの工程a-1の開始時よりも遅く;前記工程c-2の発酵を行うために用いる微生物が、前記工程c-1で用いる微生物による発酵の発酵液から供給されるものであり;並びに前記工程d-2の乳酸発酵を行うための微生物が、前記工程d-1で行う乳酸発酵の発酵液から供給されるものであることを特徴とする食品ゴミを用いて乳酸を製造する方法。
IPC (2件):
C12P 7/56 ,  B09B 3/00 ZAB
FI (2件):
C12P 7/56 ,  B09B 3/00 ZAB C
Fターム (19件):
4B064AD33 ,  4B064CA01 ,  4B064CC03 ,  4B064DA16 ,  4D004AA03 ,  4D004BA07 ,  4D004CA13 ,  4D004CA18 ,  4D004CA34 ,  4D004CA35 ,  4D004CA46 ,  4D004CB04 ,  4D004CB05 ,  4D004CC07 ,  4D004CC08 ,  4D004CC12 ,  4D004DA02 ,  4D004DA03 ,  4D004DA06
引用特許:
審査官引用 (1件)

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