特許
J-GLOBAL ID:200903037711338272

タイヤ空気圧低下検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-285451
公開番号(公開出願番号):特開平8-142615
出願日: 1994年11月18日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 タイヤ空気圧の低下時には車速変化に伴って車輪速比が変動するという物理現象に基づいて、タイヤ空気圧低下を確実に検出する。【構成】 車輪速比に基づく空気圧低下判定を阻害しない車両安定運転状態が達成されて推定条件判定部162により推定条件フラグが立てられている間、速度域別車輪速比算出部163では、車輪速比算出部161で算出された車輪速比に基づいて、車速を参照しつつ、速度域別車輪速比が算出される。空気圧低下判定部165は、車輪速比変動値算出部164で算出された速度域別車輪速比の最大値とその最小値との差が判定値を越えると空気圧低下判定フラグを立てる。
請求項(抜粋):
車両の前後左右車輪のうちの2つ以上の車輪速を検出する車輪速検出行程と、上記前後左右車輪のうちの1つ以上の加減速状態を検出する車輪加減速状態検出行程と、上記車両の操舵状態を検出する操舵状態検出行程と、上記前後左右車輪のうちの2つ以上の車輪速から上記車両の車体速を検出する車体速検出行程と、上記車体速検出行程で検出された車体速に基づき、上記車輪速検出行程で検出された2つ以上の車輪の車輪速から車輪速比を上記車両の速度域別に演算する車輪速比演算行程と、上記車両の制動装置の作動状態を検出する制動装置作動状態検出行程と、上記車体速と上記車輪加減速状態と上記操舵状態と上記制動装置作動状態とに基づいて、上記車両の運動状態を判定する車両運動状態判定行程と、上記車両安定運転状態が判定されている間に繰り返し実行される上記車輪速比演算行程で速度域別に演算された複数の車輪速比のうちの最大値と最小値との差を演算すると共に、上記最大値と上記最小値との差が第1の所定値よりも大きくなると、上記前後左右車輪の少なくとも1つが空気圧低下状態にあると判定するタイヤ空気圧低下判定行程とを備えることを特徴とするタイヤ空気圧低下検出方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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