特許
J-GLOBAL ID:200903037717675513
クラッチレス圧縮機における動力遮断機構
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-018157
公開番号(公開出願番号):特開平8-210250
出願日: 1995年02月06日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 簡素な構成にも係わらず圧縮機側の設定値以上の負荷の伝達を適正に遮断できると共に、遮断後の騒音及び摩耗を抑制し、再利用することができるクラッチレス圧縮機における動力遮断機構を提供する。【構成】 回転軸4に止着された駆動力受承体8とプーリ6との間には転動ボール10が挟み込まれている。転動ボール10は、駆動力受承体8上の保持凹部8-2及びプーリ6上の収容凹部6-4に常には嵌まり込んでいる。駆動力受承体8は皿ばね型の予荷重付与ばね11によってプーリ6側へ付勢されている。プーリ6の回転は転動ボール10及び駆動力受承体8を介して回転軸4に伝達される。圧縮機側の負荷トルクが過大になった場合には転動ボール10が保持凹部8-2から離脱する。離脱後のボール10は案内溝6-4から周回溝8-3に導かれ、プーリ6の空転が円滑に行われる。
請求項(抜粋):
外部駆動源の駆動力により回転されるプーリをハウジングに装着し、該ハウジングに支持した回転軸の突出端部と前記プーリとの間に設定値以上のトルクが作用した場合に動力を遮断する動力遮断機構を介装したクラッチレス圧縮機において、前記回転軸の突出端部に駆動力受承体を設けると共に、前記プーリと駆動力受承体との対向面間に転動子を介在し、前記両対向面上のいずれか一方に前記転動子を収容するための収容凹部を設け、他方に前記転動子を保持するための保持凹部を設け、前記両対向面の間隔を常には前記転動子が保持凹部から離脱しない間隔に保持するように弾性付勢手段により駆動力受承体とプーリとの一方を他方に向けて付勢し、前記回転軸の突出端部と前記プーリとの間に設定値以上の負荷トルクが作用した場合に前記弾性付勢手段の付勢力に抗して前記間隔が拡大されて保持凹部から転動子が離脱できるようにし、さらに、保持凹部から離脱された転動子を収容する溝を前記両対向面上の少なくともいずれか一方に形成したクラッチレス圧縮機における動力遮断機構。
IPC (3件):
F04B 35/01
, F04B 27/10
, F04B 35/00
FI (2件):
F04B 35/00 101 Z
, F04B 27/08 H
引用特許:
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