特許
J-GLOBAL ID:200903037718934989

分与用先端部内の水性液体の状態を検出する方法、及び分析器の計量供給用先端部の不適切な液体内容物を検出する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-119747
公開番号(公開出願番号):特開平11-337559
出願日: 1999年04月27日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 血液サンプルの不適切な吸引/分与を正確に検出する。【解決手段】 分析器の計量供給用先端部の不適切な液体内容物を検出する装置であって、先端部が軸線を有しており、装置が、光源と、光検出器と、光源から光検出器に対し約630nmと約2000nmとの間の波長において光を送出する手段とを具備するスキャナと、先端部の一つに対しスキャナを通過する相対移動を提供してスキャナが先端部及びその内容物を走査するようにする移動手段と、先端部の少なくとも幾つかの隣接部分と、垂滴が位置するであろう先端部の直下方とにおいて、先端部を介し光検出器まで透過した光を検出するように光検出器を指向せしめる移動手段及び光検出器の制御器と、幾つかのレベルにおいて透過した光をレベルの各々において気泡を含まない液体を含む先端部を表す既知のものと比較する比較器とを具備する。
請求項(抜粋):
分与用先端部内の水性液体の状態を検出する方法であって、該先端部が軸線を有すると共に、約630nmと約2000nmとの間の波長を有する放射の光を先端部を介し透過させることが可能であり、方法が、a)上記先端部の一つに液体を吸引して該先端部を呼びレベルまで充填する段階と、b)光源と、上記波長の一つにおける放射を夫々、放出及び検出する光検出器とを備えたスキャナにより上記先端部内の液体を走査する走査段階と、c)上記段階b)が行われている間に上記先端部及び上記スキャナの相対移動を提供して上記水性液体の垂滴が存在するとすれば位置するであろう上記先端部上の箇所よりも上方の第1の位置から、上記呼びレベルを表す予め定められた第2の位置まで上記スキャナが走査するようにする段階と、d)段階b)及びc)が行われている間に、上記第1の位置と第2の位置との間でかつ第1の位置及び第2の位置を含む上記先端部の幾つかの部分の各々において、上記波長の一つにおいて上記光検出器まで透過した光の量を別々に検出し、それにより先端部内における全ての液体収容レベルを検出するようにする段階と、e)上記幾つかの部分の各々に対し、液体が存在しないときに上記先端部を介し透過した光の量から、段階d)で透過した光の量を減算して上記部分の各々において存在する液体量により引き起こされた透過値を獲得する段階と、f)上記幾つかの部分の各々に対し段階e)から得られる上記透過値を積分して液体が存在することによる上記先端部における透過率の総計値を獲得する段階と、g)上記透過率の総計値を、気泡のない選択呼び液体容積に対し存在する既知の総計値と比較する段階と、h)垂滴が存在し得る上記第1の位置よりも下方の位置と、過剰な液体が存在し得る上記第2の位置よりも上方の位置とに対して上記段階c)及びd)を繰り返す段階と、i)上記下方の及び上方の位置の両方において透過した光の値を夫々、上記下方の及び上方の位置において液体の不存在下で透過した値と比較する段階と、j)段階g)の比較結果が選択呼び液体容積に対し予め定められた設定範囲内にないか、又は段階i)における比較結果が上記下方の又は上方の位置のいずれかに対する液体不存在下での値の予め定められた設定範囲内にないときに結果をエラーであると標識付ける段階と、を具備した方法。
IPC (2件):
G01N 35/10 ,  G01N 21/59
FI (2件):
G01N 35/06 D ,  G01N 21/59 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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