特許
J-GLOBAL ID:200903037722772128

光スイッチ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早瀬 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-160629
公開番号(公開出願番号):特開平7-020506
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年01月24日
要約:
【要約】【目的】 スイッチ部におけるON/OFF比を高くでき、しかも、導波路とスイッチ部の境界における信号光の通過損失が無く、かつ、信号光が導波路を導波していく過程で生ずる信号光の吸収損失が小さい光スイッチ及びその製造方法を得る。【構成】 導波路2A〜2Cの光導波層を多重量子井戸層31で形成し、該多重量子井戸層31のスイッチ部30a,30bとなる部分31′の厚みを他の部分の厚みより厚くして、そのエネルギーバンドギャップを信号光のエネルギーより小さくならない範囲で上記他の部分のそれよりも小さくする。
請求項(抜粋):
少なくとも光導波層と、該光導波層を挟む第1及び第2のクラッド層とからなる導波路の所定部分に、電流注入によってその屈折率が低下して該導波路を導波する信号光を遮断するスイッチ部を形成してなる光スイッチにおいて、上記光導波層は、その上記スイッチ部を構成する部分の層厚がその上記スイッチ部を構成する部分以外の他の部分の厚みより厚くなるよう形成された多重量子井戸層からなり、上記光導波層の上記スイッチ部を構成する部分のエネルギーバンドギャップが、上記光導波層の上記スイッチ部を構成する部分以外の他の部分のそれより小さく、かつ、上記信号光のエネルギーより大きくなっていることを特徴とする光スイッチ。

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