特許
J-GLOBAL ID:200903037723050681

ナトリウム-硫黄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-230518
公開番号(公開出願番号):特開平9-082357
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】基体11の内周に耐腐食性の被覆層12を備えているとともに、変形が容易なくびれ部11bを備えた陽極容器を構成部材とするナトリウム-硫黄電池において、被覆層12中のクラックの発生を防止する。【解決手段】陽極容器10aの基体11における被覆層12の上端部を、基体11における陽極活物質10dの上端面からくびれ部11bの頂部までの間に位置させ、被覆層12によるくびれ部11bの熱変形の規制を解消して、くびれ部11bの熱変形時に被覆層12中でのクラックの発生を抑制する。
請求項(抜粋):
金属製の有底筒状の基体の内周面に同基体より耐腐食性の高い金属からなる被覆層を有する陽極容器と、同陽極容器の内部に配設されたナトリウムイオンを透過可能な有底筒状のセラミック製の固体電解質と、同固体電解質内に収容された金属ナトリウムからなる陰極活物質と、前記固体電解質と前記陽極容器間に収容された硫黄からなる陽極活物質とを備えるとともに、前記陽極容器の筒部における上方の部位に径方向に屈曲するくびれ部を備え、加熱状態において充放電動作を行うナトリウム-硫黄電池において、前記くびれ部が前記陽極活物質の上端面より上方の部位に位置しているとともに、前記被覆層が前記基体の下端部から少なくとも前記陽極活物質の上端面の部位まで位置していることを特徴とするナトリウム-硫黄電池。
IPC (2件):
H01M 10/39 ,  H01M 2/02
FI (2件):
H01M 10/39 Z ,  H01M 2/02 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る