特許
J-GLOBAL ID:200903037726165722

V型エンジンにおけるコモンレール式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-046323
公開番号(公開出願番号):特開平11-230004
出願日: 1998年02月13日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 この発明は,V型エンジンに搭載されるコモンレールの上面に形成された開口部の位置と,その開口部から燃料供給管が延びる方向を対応するシリンダヘッド側に偏位させることにより,接続分離用の作業スペースを確保する。【解決手段】 V型エンジンを構成する一対のバンク2,3間に配設されているコモンレール5の上面37には,燃料供給管8R,8Lが接続するための開口部が,各シリンダヘッド10,11に偏位した位置に開口するように形成されている。燃料供給管8R(8L)は,対応する開口部からそれぞれ開口部が偏位した側と同じシリンダヘッド10(11)側に傾斜して上方に延びている。したがって,コモンレール5の上方には,燃料供給管8R,8Lの接続又は分離のための工具60を差し入れ可能な広さを有する作業スペース38が確保される。
請求項(抜粋):
V型に配設された一対のバンクを備えるシリンダブロック,前記各バンクにそれぞれ取り付けられたシリンダヘッド,及び前記シリンダヘッドに配設され且つ燃料ポンプによって供給された燃料を燃焼室内に噴射するインジェクタを具備するV型エンジンにおいて,前記両バンク間に形成したスペースには,前記燃料ポンプによって送り出された燃料を貯溜すると共に燃料供給管を通じて前記各インジェクタに燃料を供給するコモンレールが配設されており,前記コモンレールの上面には前記各インジェクタに対応して前記燃料供給管が接続される開口部が形成されており,前記コモンレールの前記上面における前記開口部の位置は前記開口部に対応した前記インジェクタが配設される前記シリンダヘッド側に偏位しており,前記燃料供給管は,前記開口部から,前記開口部が偏位した側と同じ前記シリンダヘッド側に傾斜して上方に延びており,前記コモンレールの上方には前記開口部に対する前記燃料供給管の接続又は分離を行うための作業用スペースが形成されていることから成るV型エンジンにおけるコモンレール式燃料噴射装置。
IPC (4件):
F02M 55/02 350 ,  F02M 55/02 ,  F02B 67/00 ,  F02M 39/00
FI (5件):
F02M 55/02 350 H ,  F02M 55/02 350 E ,  F02B 67/00 C ,  F02B 67/00 L ,  F02M 39/00 Z

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