特許
J-GLOBAL ID:200903037744382447
ブロック共重合体を界面活性剤として用いるラテックス製造プロセス
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
青木 篤
, 石田 敬
, 古賀 哲次
, 吉井 一男
, 西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-587468
公開番号(公開出願番号):特表2004-530751
出願日: 2002年05月02日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
本発明の主題は、少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマー、少なくとも1つのラジカル重合開始剤、及び少なくとも1つの表面活性なブロック共重合体の存在下でのラジカル水性エマルジョン重合によってラテックスを製造するためのプロセスであり、前記ブロック共重合体は少なくとも1つの親水性ブロックと少なくとも1つの疎水性ブロックを含み、“リビング”又は“制御された”調製プロセスで調製され、数平均分子量が2000から20000までの間、好ましくは4000から16000までの間、であり、疎水性ブロックのガラス転移温度が30°Cよりも低く、好ましくは25°Cよりも低く、かつ-100°Cよりも高く、表面張力が、20°C1気圧で脱塩された水中での濃度10-4mol/l以下で測定して60ミリニュートン/メートル(mN/m)未満、好ましくは50mN/m未満であり、移動剤は前記ラジカル重合に関して不活性にされている。得られるラテックスは、特に塗料、接着剤、及び建材の分野で利用できる。
請求項(抜粋):
ラテックスを製造するプロセスであって:
a) 反応混合物のラジカル水性エマルジョン重合を行ってラテックスを得るステップ、前記反応混合物は、少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマーと、少なくとも1つのラジカル重合開始剤と、少なくとも1つの有効な量の表面活性なブロック共重合体とを含み、前記共重合体は少なくとも1つの親水性ブロックと少なくとも1つの疎水性ブロックを含み、移動剤(transfer agent)を用いる“リビング”調製プロセスによって調製され;
-数平均分子量が2 000から20 000g/molの間であり、
-該疎水性ブロックのガラス転移温度が30°Cよりも低く、かつ-100°Cよりも高く、かつ
-20°C及び1気圧の下で脱塩された水の中での濃度10-4mol/l以下で測定される表面張力が60ミリニュートン/メートル(mN/m)未満であり、
-該移動剤は前記ラジカル重合に関しては不活性にされている、及び
b) こうして得られたラテックスを回収するステップ;
を含むプロセス。
IPC (3件):
C08F2/24
, C08F2/38
, C08F297/00
FI (3件):
C08F2/24 Z
, C08F2/38
, C08F297/00
Fターム (13件):
4J011KA01
, 4J011KA15
, 4J011NA26
, 4J026HA08
, 4J026HA11
, 4J026HA12
, 4J026HA22
, 4J026HA39
, 4J026HB10
, 4J026HB11
, 4J026HB19
, 4J026HB45
, 4J026HE01
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