特許
J-GLOBAL ID:200903037744542495
リン含有水の処理方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
内山 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-056370
公開番号(公開出願番号):特開2006-142301
出願日: 2006年03月02日
公開日(公表日): 2006年06月08日
要約:
【課題】リン酸を難溶性のカルシウム塩として分離するリン含有水の処理方法及び装置において、中性に近いpHでの処理が可能であり、薬剤の使用量が少なく、汚泥濃度が高く、汚泥の脱水性が良好で脱水ケーキの発生量を低減することができるリン含有水の処理方法及び装置を提供する。【解決手段】リン酸を難溶性のカルシウム塩として固液分離するリン含有水の処理方法であって、鉱酸の所定量を添加して中和槽に送ると共に、後段の固液分離により得られた生成汚泥の一部に消石灰を混合した後中和槽に送り、原水と混合して、リン酸をカルシウム塩とした後、固液分離するリン含有水の処理方法において、原水のリン濃度を連続的にリン濃度計により測定し、予め測定した原水中のリン濃度と鉱酸添加量の関係のグラフから鉱酸の所定量を求め、その信号が鉱酸供給ポンプに送られ、鉱酸の所定量の添加を連続的に行うことを特徴とするリン含有水の処理方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
リン酸を難溶性のカルシウム塩として固液分離するリン含有水の処理方法において、原水のリン濃度を連続的にリン濃度計により測定し、原水のリン濃度の測定値に基づいて、処理水のリン濃度2mg/L以下を達成するに要する鉱酸の所定量を、予め測定した原水中のリン酸濃度と鉱酸添加量の関係のグラフから求めて、その信号が鉱酸供給ポンプに送られ、該所定量の鉱酸を連続的に添加して中和槽に送ると共に、後段の固液分離により得られた生成汚泥の一部に前記中和槽の被処理水のpHが7.5〜8.6になるように消石灰を混合した後中和槽に送り、その後中和槽で前記の鉱酸を添加された原水と混合して、リン酸をカルシウム塩とした後、固液分離することを特徴とするリン含有水の処理方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
4D038AA08
, 4D038AB45
, 4D038BA04
, 4D038BA06
, 4D038BB13
, 4D038BB18
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