特許
J-GLOBAL ID:200903037744878930

潤滑硬質膜被覆ドリル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河内 潤二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-291989
公開番号(公開出願番号):特開平8-132310
出願日: 1994年11月02日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】工具鋼、高速度鋼、又は超硬合金又はサ-メットを含む硬質合金が母材のドリルの耐凝着性又は耐溶着性を向上させた潤滑性硬質膜被覆ドリルを提供。【構成】ドリルのランド幅/溝幅の比が1.2〜2.0の範囲にあり、ドリルの切れ刃部を含むドリル有効長の一部ないし全部の範囲に0.05μm〜5.0μmのCrNx(原子比で0.3≦x≦1.0、を満足する)よりなる硬質被覆がなされており、前記硬質被覆の最表層にCrOy(原子比で0.3≦y≦1.5を満足する)で構成されその膜厚が0.01μm〜2.0μmの硬質表層被覆がなされておる、潤滑硬質膜被覆ドリル。
請求項(抜粋):
工具鋼、高速度鋼、又は超硬合金又はサ-メットを含む硬質合金を母材としてなるドリルにおいて、ドリルのランド幅/溝幅の比が1.2〜2.0の範囲にあり、ドリルの切れ刃部を含むドリル有効長の一部ないし全部の範囲に0.05μm〜5.0μmのCrNx(原子比で0.3≦x≦1.0、を満足する)よりなる硬質被覆がなされており、前記硬質被覆の最表層にCrOy(原子比で0.3≦y≦1.5を満足する)で構成されその膜厚が0.01μm〜2.0μmの硬質表層被覆がなされており、前記母材は硬さが50gのマイクロヴィカ-ス硬度計で1300HV〜2200HVであり、そして前記硬質表層被覆膜にAスケ-ルロックウエル硬度計を用いて押圧した場合に生ずる圧痕を100倍の倍率で観察した結果が、前記圧痕の外周1mm以上の範囲で膜とドリル母材との間で剥離が認められない、ことを特徴とする潤滑硬質膜被覆ドリル。
IPC (2件):
B23B 51/00 ,  C23C 14/06
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-135107
  • 特表昭58-500172
  • 特開昭63-089211
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-135107
  • 特表昭58-500172
  • 特開昭63-089211

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