特許
J-GLOBAL ID:200903037757701797

双極型電気外科手術用鋏及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-324318
公開番号(公開出願番号):特開平9-173347
出願日: 1996年12月04日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【目的】 鋏の各せん断部材の上に電極を配置する新規な形態により、多数の異なる角度で保持し、しかも双方の電極との電気的接触が可能とされた双極型電気外科手術用鋏及びその製造方法を提供すること。【構成】 凝血機能が改善された双極型電気外科手術用鋏。電気外科手術用エネルギの双方の電極は各せん断部材の外面17の上で露出され、この鋏を使用して1つのせん断部材だけで組織を凝血させることができる。各せん断部材の外面に1又は2つ以上の導電性領域22を設けることができる。導電性領域22は、外面17の上に導電性材料を積層、蒸着、又は嵌め込むことにより形成することができる。該導電性領域22は互いに電気的に絶縁されている。一つの実施の形態において、せん断面15も導電性であり、その各々が同一の電極に対し接続される。別の実施の形態において、各外面の上に導電性領域22の一つを形成する導電性材料はせん断部材を貫通して伸長し、同様に導電性のせん断面15を形成する。
請求項(抜粋):
双極型電気外科手術用鋏にして、それぞれ組織を処理する末端(14)を有する第1のせん断部材(11)及び第2のせん断部材(12)、第1のせん断部材及び第2のせん断部材を接続するピボット接続部(13)、ピボット接続部(13)とそれぞれの末端との間にて前記せん断部材に沿って配置された各せん断部材上のせん断面(15)、双極型電気外科用エネルギの2つの電極(20、21)を受け入れ得るように前記鋏に設けられた電気接続部(19)、及び第1のせん断部材及び第2のせん断部材の各々における外面であって、そのそれぞれのせん断面(15)に略対向した位置にあり、その各々が互いに絶縁された、少なくとも2つの露出した導電性領域(22)を有する外面を備え、前記電極の各々は、前記外面の各々にて少なくとも一つの導電性領域と電気的に接続されることを特徴とする双極型電気外科手術用鋏。

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