特許
J-GLOBAL ID:200903037761850284

ラックピニオン式ステアリング装置用のラックガイドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 武志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-314188
公開番号(公開出願番号):特開2003-117623
出願日: 2001年10月11日
公開日(公表日): 2003年04月23日
要約:
【要約】【課題】 軽量化及び低廉化を図ることができる上に、機械的強度が高く、ラックバーの摺動においても摺動摩擦抵抗の低減を図ることができ、加えて温度による悪影響を低減し得、更に、ケーシングに滑らかに移動案内されて異音発生の原因をなくし得、しかも、ステアリング操作を滑らかに行い得るラックピニオン式ステアリング装置用のラックガイドの製造方法を提供すること。【解決手段】 ラックガイド21は、金属製の裏金層22と裏金層22の一方の面に焼成された多孔質焼結金属層23と多孔質焼結金属層23に部分的に含浸されていると共に多孔質焼結金属層23を被覆した自己潤滑性を有する合成樹脂層24とを有する板状部材25を、合成樹脂層24を外側にして成形してなる中空のラックガイド本体26と、ラックガイド本体26とは別体であってラックガイド本体26を補強する補強体27とを具備している。
請求項(抜粋):
金属製の裏金層とこの裏金層に焼成された多孔質焼結金属層とこの多孔質焼結金属層に部分的に含浸されていると共に多孔質焼結金属層を被覆した合成樹脂層とを有する板状部材に深絞り加工を施して、外側に合成樹脂層が配されていると共に、ラックバーの背面に対応する凹状面を有した頂面部とこの頂面部から一体的に伸びた円筒部とこの円筒部から一体的に伸びていると共に徐々に拡径したスカート部とを具備したラックガイド素体を形成する工程と、このラックガイド素体の円筒部の外径と実質的に等しい径をもった円筒内周面によって規定される円筒状の中空部を有すると共にこの中空部の開口端に円筒内周面に連続して徐々に拡径する径をもった曲面を有した金型を準備する工程と、ラックガイド素体の円筒部の外径と実質的に等しい径の円筒外周面をもったパンチを準備する工程と、金型の中空部にラックガイド素体の頂面部と円筒部とをスカート部を残して挿入する工程と、パンチをその円筒外周面と金型の円筒内周面とが同心となるように配置すると共に軸方向に移動させてパンチの先端の円筒外周面の環状の角縁と金型の曲面とでスカート部を挟んでスカート部に剪断力を付与して円筒部からスカート部を切り離して、凹状面を有した頂面部とこの頂面部から一体的に伸びた円筒部とを具備した中空のラックガイド本体を得る工程とを具備したラックピニオン式ステアリング装置用のラックガイドの製造方法。
IPC (6件):
B21D 51/16 ,  B21D 22/20 ,  B21D 28/00 ,  B21D 53/18 ,  B62D 3/12 501 ,  B62D 3/12
FI (6件):
B21D 51/16 Z ,  B21D 22/20 G ,  B21D 28/00 B ,  B21D 53/18 ,  B62D 3/12 501 B ,  B62D 3/12 501 C
Fターム (1件):
4E048AB03
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • プレス打抜き加工, 19661115, 初版, p.120-123,p.181-182

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