特許
J-GLOBAL ID:200903037766027403

天井据え付け式補助酸素焚きバーナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-086592
公開番号(公開出願番号):特開平5-139753
出願日: 1992年03月11日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 ガラス製造炉において天井の過熱の危険性や酸素及び燃料の消費量を増加することなく、炉の溶解能力を増加し、未溶解固体分が溶解ガラスと共に放出される可能性を減じる溶解方法の開発。【構成】 炉(クロス焚き蓄熱炉)1は、溶解帯域3と溶製帯域4とを有する室2を備え、予熱空気供給のための蓄熱器5及び6が配置される。固体ガラス形成成分は室2の溶解帯域3に入口手段15を通して導入され、溶解帯域3内の溶融ガラス表面16上に固体粒子層を形成する。ガラス成分を溶解しそして溶融ガラスを所望の温度に維持するのに必要な熱は主に空気-燃料バーナー18により提供される。少なくとも一つの補助酸素-燃料バーナー19が天井の側部に固体ガラス成分と溶融ガラスの界面が形成される部位の近く或いは上方に設置され、火炎の先端を25〜90度の角度で界面近傍に差し向け、未溶解固体ガラス形成成分を有効に溶解する。
請求項(抜粋):
天井並びに上流溶解帯域と下流溶製帯域とを有する蓄熱炉或いは復熱炉において固体ガラス形成成分を溶解する方法であって、(a)固体ガラス形成成分を前記上流溶解帯域に導入する段階と、(b)固体ガラス形成成分と溶融ガラスとの界面を形成するよう固体ガラス形成成分を加熱する段階と、(c)前記下流溶製帯域を通して溶融ガラスを溶融状態に維持しそして固体ガラス形成成分を溶解するに充分の熱を提供し、その場合熱の少なくとも一部を前記炉の天井に配置した少なくとも一つの酸素-燃料バーナーからの少なくとも一つの火炎により提供し、該天井に配置した少なくとも一つの酸素-燃料バーナーの位置を該バーナーからの火炎の先端が約25〜90度の範囲内の角度で前記固体ガラス形成成分と溶融ガラスとの界面近傍に差し向けられるものとする段階とを包含し、以って固体ガラス形成成分の溶解速度を増大しそして同時に固体ガラス形成成分が前記上流溶解帯域から逃出するのを実質上防止することを特徴とする固体ガラス形成成分溶解方法。
IPC (2件):
C03B 5/235 ,  C03B 5/16
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭57-001490
  • 特公昭62-007127
  • 特開平4-306576

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