特許
J-GLOBAL ID:200903037768982160

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-289579
公開番号(公開出願番号):特開平7-139321
出願日: 1993年11月18日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】バルブタイミング制御目標値の変化量が少ないときに油圧ポンプにかかる負荷を低減する。【構成】 油圧を制御することにより、へリカルギヤをカムシャフトの軸方向へ移動させ、プーリ及びカムシャフトの回転位相を変化させてバルブの開閉時期を調整するようにしたバルブタイミング制御装置において、リニアソレノイドバルブ4にはヘリカルギヤ駆動用の作動油をリリーフするスプールを設ける。この構成により、作動油が副油圧ポンプ6にて第一もしくば第二の油圧室23,24に供給されると、供給油圧にてヘリカルギヤはカムシャフトの軸方向へ移動される。そして、ヘリカルギヤの目標値の変化量が小さいとき作動油はリニアソレノイドバルブ4のスプールにてリリーフされる。従って、副油圧ポンプ6からの供給油圧及び油圧供給源に対する流路抵抗が低減され、副油圧ポンプ6にかかる負荷は低減される。
請求項(抜粋):
内燃機関のバルブ駆動用カムシャフトの外周に設けられたプーリと、前記カムシャフト及びプーリ間に介在されるとともに、前記バルブの開閉タイミングを連続的に可変とするために駆動されるヘリカルギヤと、前記ヘリカルギヤの両端側に設けられた油圧室に駆動用の作動油を供給するための第一の油圧供給源と、前記第一の油圧供給源とは独立して設けられ、潤滑系に作動油を供給するための第二の油圧供給源と、前記第一の油圧供給源に接続され、バルブタイミング制御目標値に基づいてバルブタイミングを可変とすべく前記油圧室に供給されるべき作動油を制御するための油圧制御弁とを備え、油圧制御弁により第一の油圧供給源からの油圧を制御することにより、へリカルギヤをカムシャフトの軸方向へ移動させ、プーリ及びカムシャフトの回転位相を変化させてバルブの開閉時期を調整するようにした内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記油圧制御弁に設けられ、バルブタイミング制御目標値の変化量が小さいときに油圧室への供給油圧を減圧すべく作動油をリリーフするリリーフ手段を備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (3件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02 ,  F16K 31/06 385

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