特許
J-GLOBAL ID:200903037783975617

パイプラインの漏洩検知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-212741
公開番号(公開出願番号):特開平7-063637
出願日: 1993年08月27日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 パイプラインで流体を輸送する場合に、パイプラインのどの位置で漏洩が発生しても、その漏洩位置に無関係に、確実に漏洩を検知できるパイプラインの漏洩検知方法。【構成】 パイプラインの入口及び出口付近にそれぞれ圧力計及び流量計を設置し、前記入口圧力計と出口流量計の計測値を境界条件とする第1の流動シミュレーションを行なって計算圧力分布b1,b2を得る工程と、入口量流計と出口圧力計の計測値を境界条件とする第2の流動シミュレーションを行なって計算圧力分布c1,c2を得る工程と、前記2つの計算圧力分布の圧力差(b1〜c1),(b2〜c2)を算出し、該圧力差がしきい値を越えた場合に漏洩が発生したものと判別する漏洩検知工程を含むもの。
請求項(抜粋):
流体を輸送するパイプラインの入口及び出口付近にそれぞれ圧力計と流量計を設置してパイプラインの漏洩を検知する方法において、前記パイプラインの入口圧力計と出口流量計の計測値を境界条件として、無漏洩の場合のパイプライン内の圧力分布及び流量分布をシミュレートする第1の流動シミュレーションを行なう工程と、前記パイプラインの入口流量計と出口圧力計の計測値を境界条件として、無漏洩の場合のパイプライン内の圧力分布及び流量分布をシミュレートする第2の流動シミュレーションを、前記第1の流動シミュレーションと同時にまたは交互に行なう工程と、前記第1の流動シミュレーションの結果得られた第1の圧力分布または流量分布と、前記第2の流動シミュレーションの結果得られた第2の圧力分布または流量分布とのパイプラインの各位置におけるシミュレーション圧力差またはシミュレーション流量差を算出し、該シミュレーション圧力差またはシミュレーション流量差がパイプラインの位置に対応してそれぞれ設定されたしきい値を越えた場合に漏洩が発生したものと判別する漏洩検知工程とを含むことを特徴とするパイプラインの漏洩検知方法。
IPC (2件):
G01M 3/28 ,  F17D 5/02

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