特許
J-GLOBAL ID:200903037787559537

用紙表裏検知処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-168535
公開番号(公開出願番号):特開平5-017076
出願日: 1991年07月10日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、用紙表裏検知処理装置に関し、使用済み用紙を再利用するための用紙分別作業を機械化して自動的に行なえるようにし、効率的な分別作業が可能であり、かつ小型で安価な装置を提供することを目的とする。【構成】 給紙トレイ1の使用済用紙束2を給紙ローラ3及び分離板4で1枚ずつ繰り出し、その際に用紙6の表面側の印字の有無を印字検知ラインセンサ12、13で検知する。搬送ローラ5a、5bで搬送される用紙6は、スクレーパ爪7で搬送路が切換えられる。反転コロ8で反転された用紙6は印字検知ラインセンサ14で裏面側の印字の有無が検知され搬送路ガイド10と反転排紙コロ9a、9bの働きにより、反転排紙トレイ16に排出される。未使用面がある場合は、反転コロ8を搬送ローラ5aから離反させ、反転給紙コロ11を搬送ローラ5aに圧接して用紙6を元の搬送路に戻し、スクレーパ爪7を退避させて排紙トレイ17へ排出するように構成する。
請求項(抜粋):
積層した使用済用紙束を1枚ずつ分離して用紙搬送路に繰り出す自動給紙手段と、用紙搬送路をはさんで回転駆動する2個の搬送ローラが当接配置され、繰り出された用紙を搬送する用紙搬送手段と、その用紙搬送手段の下流に揺動自在のスクレーパ爪が設けられ、用紙を排紙トレイに排出する側と用紙を反転させる側とに搬送方向を切換える搬送路切換手段と、前記搬送ローラの周面と接して従動回転する反転コロが圧接・離反可能に配置され、ガイドに沿って湾曲させた用紙を圧接した反転コロで搬送して反転させる用紙反転手段と、その反転した用紙を前記反転コロと連動して回転する2個の反転排紙コロ対で反転排紙トレイに排出する反転用紙排出手段と、前記反転した用紙を前記反転排紙コロと連動回転する反転給紙コロが前記搬送ローラに圧接・離反可能に配置され、圧接した反転給紙コロで前記用紙搬送手段の上流側搬送路に反転用紙を戻す反転用紙給紙手段と、前記反転コロ、反転排紙コロ及び反転給紙コロに囲まれた領域内に用紙の搬送状態に応じて揺動可能に配設され、用紙の反転時、反転用紙の排紙時及び反転用紙の給紙時に用紙の搬送をガイドする揺動ガイド手段と、用紙搬送路に沿って設けられ、前記使用済み用紙の表面及び裏面の印字の有無を検知する印字面検知手段と、を備え、前記印字面検知手段の検知結果に基づいて、前記搬送路切換手段、用紙反転手段、反転用紙排出手段及び反転用紙搬送手段を使って、使用済用紙束を反転排紙トレイと排紙トレイに再利用できる用紙と再利用できない用紙を分別して排出することを特徴とする用紙表裏検知処理装置。
IPC (7件):
B65H 85/00 ,  B41J 29/48 ,  B65H 29/60 ,  B65H 43/04 ,  G03G 15/00 102 ,  G03G 15/00 108 ,  G03G 21/00

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